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『ブラックプディング (BLACK PUDDING)』
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ん?!
「ブラックプディング」は、プディングなんて名前の響きから日本人的には「お菓子の一種かな?」と思ってしまいそうだが、どっこい実は別名「ブラッドソーセージ」ともよばれるなかなかにエグい料理の名称である。

ブラックプディングは、豚の血、角切りにして茹でた豚の脂身、小麦粉、オートミール、ニンニクなどを材料とした「血液の腸詰料理」で、イギリスなどの代表的な朝食(イングリッシュブレックファースト)に含まれる一品としてよく知られている。

本場であるイギリスでも人により好き嫌いが激しい食べ物らしく、日本で言うところの「レバー」や「レバ刺し」のようなものといえるかもしれない。





え?何の話??

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※画像はラストハルマゲドンのB・プディング

あー、違う違うそうじゃない。
ファンタジー世界に登場する「ブラックプディング」は、いわゆるスライム系のどろどろとした不定形なモンスターで、知能などは持たずただ本能(食欲)のまま行動する。
金属製の鎧すら速攻で溶かしてしまう唾液を分泌するため、武器による攻撃も歯が立たず、しかも雷や氷の魔法もまったく通用しない、唯一の対抗手段はスライムと同じく炎で燃やすことだけなので、できることなら遭遇したくないやっかいなモンスターである。

存在的にはスライムと似ているのだが、大きな違いは3m以上あるというそのデカさだ。
にもかかわらず、小さな隙間があればどこにでも侵入できてしまうというのだから、洞窟やダンジョンで安全と思っていた個室が寝ている間にブラックプディングで埋め尽くされていた、なんてことも大いにあり得るだろうからゾッとする。

ただファンタジー世界での知名度はあまり高くなく、ゲームなどに登場する機会もスライムと比べたら圧倒的に少ない。私の記憶に残っているのといえば、ラストハルマゲドンと「カダッシュ」(1989年/タイトー/アーケード)に出てきたものくらいだろうか?カダッシュに出てきたブラックプディングの大きさには圧倒された記憶がある。

ちなみに「ブラック」とついてはいるが、その体の色は黒と決められているわけではなく、白、茶色、灰色などの色をしたものも存在するらしい。憶測だが、先に説明した料理のブラックプディングを腸詰にして茹でる前の状態の、その見栄えの悪さから産まれたモンスターなのではないだろうか?料理のブラックプディングにも茶色や灰色のものが存在するし、古くはローマ時代からそのレシピが存在したともいわれているのだから。


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