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※PC-88版アークスプレイ日記です。
※本記事はネタバレ要素を含みます。未プレイの方は閲覧に注意してください。


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*試練の終わり。そして…

さて、前回ウンディーネとの契約が終わったところで、これで4つ全ての精霊との契約が完了しました。
そして今回は、いよいよラストダンジョンです。
大氷河からリヴゴーシュの村に戻り補給を完了させたら、一旦シェレルに移動して宿屋でセーブ。そこからバファイに向かって「ドラゴン山(ダンジョン)」に入ります。

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このドラゴン山は”山”なんですが、ダンジョンは地下6階という構造になっています。1層1層はそれほど複雑な作りになっていないので、前回の冒険に比べたら”屁”みたいなものです。ただし、登場する敵はオーク、F.キラーなんかの雑魚だけでなく、ファイター、E.ジャイアント、デーモンなどの強敵もいるので戦闘はあまり楽ではありません。
(即死魔法撃ちまくってれば楽なんですが、その場合は精神力管理には気をつけましょう)

地下二階を探索していると、再び炎の精霊「サラマンダー」に遭遇します。
彼は、ジェダ達の旅がもうすぐ終わろうとしている、よくぞここまで試練を耐えてきた。我々はこの先にて待ち受ける。
最後の試練の後、金竜がそなた達を迎えてくれよう。

そういって姿を消します。そう、精霊と契約しただけで試練は終わらなかったんですね。最後の試練がまだ残っているんです。
ちなみにここへ来た段階で全ての精霊とまだ契約していないと、ここで追い返されます。
サラマンダーのいたところから、さらに奥に進み地下6階の最奥部に到達すると、そこには…

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黒竜(ブラックドラゴン)が待ち構えていました!
今までの敵と見た目だけで明らかに強そう!!このブラックドラゴンに勝つことが”最後の試練”。
つまり、そういうことでしょう!!

この戦いは、本当に最後の試練に相応しい戦いといえるでしょう。本作のゲーム紹介でも説明しましたが、なんせ本作では同じ敵と戦うことで”その敵に対してのみ”強くなるという独特の経験値システムを採用しているので、これまでどれだけの経験を積んでこようが、初めて遭遇するこのブラックドラゴンに対しては素人丸出し状態で戦うことになるんです。きっつー!

なのでこいつに勝てるかどうかは、まさに「神のみぞ知る」ってやつです。ひたすら水系魔法と接近戦、あとのお荷物には「励ます」を連打させて、あとは凶悪な全体攻撃の「ブレス」を吐かれないよう祈りましょう。私もそうやって戦い、なんとか良いダメージを与え続けていきました。すると画面からブラックドラゴンが消えたのです!

やった、やったぞ…俺たちは勝ったんだぁぁぁぁぁぁ!!!!




…あれ?
…なにこのメッセージ。

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『ブラックドラゴンは逃げ出した!』
ど、どど、どういう事だってばよ!?(ナルト
なにこれ、なんでラスボスが逃げんの?

ははーん、解った解りましたよ。これは第1回戦ってことだね?この先に進むと、
『どうやら私を本気にさせたようだな…』
とかいって、第二形態とかに変身して第2回戦やったりするやつでしょ?知ってる知ってる。俺もRPG暦長いからさ、大丈夫だよ。ありきたりな展開だw とか言ってため息なんかついたりしないよ。おっけーおっけー。


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って、なんか普通に金竜出てきちゃってるぅぅー!
ブラックドラゴン逃げたままになっちゃってるー!なに?バグ?これバグなの?
確か、チャレアベVのアークス攻略ページには、ブラックドラゴンの逃走率は0%って書いてあったんだけどな…。
ま、いっか!?「去る黒竜は追わず、来る金竜は拒まず」が俺のモットーだしね!

というわけで、いきなり目の前に現れた金竜は、ジェダ達に向かってこう語りかけます。
『運命に導かれし者共よ、待っていた。
 来るべき時、来るべき場所、そして来るべき者共よ。
 そなたらに、今より”精霊の審判”が下ろうぞ。
 では行くが良い。精霊達が待っている…。』


え?それだけ?!
このアルカサスの国に住む全てのものに精霊の試練を与える事を考えたのがこの金竜なのに、その辺の事情について何も語らず「よく来た、あとは精霊達に会え」で終わりって言うのもなあw もうちょっと何か説明して欲しかったところです。
まあその辺は、きっと精霊達がしてくれるんでしょうね。

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金竜が姿を消し、今度は4つの精霊、サラマンダー、ウンディーネ、シルフィード、ノームが姿を現してジェダ達に語りかけます。

『闇に閉ざされた心、それは天空における光りのない太陽と同じ。
 世に生を受けしものは皆ひとつの和によって結ばれる。
 すべての源は皆同じく、そして行きつく所もまた同じ。
 そなたら求めるべくして求むなら、我ら与うべくして与えよう。』


んー?要するに、お前ら心清らかに仲良くして、精霊のことも認めるんだったら、また仲良くしてやってもいいんだからねっ!って事なのかな?まあこの国が精霊の加護を失ったのは、生き物同士で争って精霊をないがしろにしたのが原因だったしね。

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すると次の瞬間、ジェダ達の前に今までの世界とまるで違う、美しい大地と澄み渡った青空が広がりました。
そしてまた精霊達が語りかけます。

『もはやこの地に生けるものの住めぬ所はない。
 砂漠も、氷河も、荒れ地もない。
 この地は新しく生まれ変わったのだ。
 そなたらの心に生まれた和によってもたらされたのです。
 創りゆくも滅びゆくもそなたらの手にあずけよう。
 さあ、行くがよい。』


この美しい景色は、ジェダ達が種族の枠を超えて一体となり、精霊の試練を無事終えたことで蘇ったもの、あとこの美しい世界を維持させるのか、今度は自らの手で滅ぼすのかはこの世界に生きるものに任せる、そういうことを言いたいのでしょう。
まあ何にしてもこの世界から、あのクソ砂漠と、クソ氷河が消えただけでも大団円といえるでしょうw

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そして試練の旅を終えたジェダは考えます。

『父さんがなぜ騎士を捨てたのかずっと考えていた…。
 でも、今旅を終えてみて…自分なりの答えが出たと思う。
 誰も越えることのできなかった試練を、俺達6人は成し遂げたんだ。
 
 人間嫌いのホビットの大泥棒、素性の知れない流れ者の女剣士、
 偏屈な初老の魔学者、森の奥で伝説と共に生きてきたエルフの女戦士、
 気弱で引っ込み思案なハーフエルフの少年、そして新米騎士のオレ。
 
 種族も、肩書も、結局は問題じゃない。
 くじけることのない勇気と、お互いを助け合う心があればいい…と。
 父さんは騎士の位は捨てても、その心までは捨てなかった。
 剣と鎧は残っていたからね…オレは騎士を続けていこうと思う。
 
 …だから…もう少し、この剣と鎧をかりるよ。』


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というわけで、アークスプレイ日記もこれにて終了です。
まあシステム等についてはこれまで散々言ってきたのでここではもう言いませんが、本作をプレイしてみて思ったのは各キャラクターが最初に出会ったときだけインパクトがあり、それ以降はそのキャラクターに関わるイベントがほとんど無いため(一言二言喋るだけ)、最初は面子的に凄く面白そうな印象を感じる割りに、最終的にキャラが立ってなかったなあともったいなく感じました。

まあ容量なども問題もあるし、そこまでキャラを掘り下げる余裕はなく、ストーリーのみに重点を置いたのでしょうね。それでもテキスト量が少なくて、ストーリーも少々なげっぱなし的な感じもありますが、それでもこの当時のRPG作品としてはかなり重厚なほうだとも思います。ビジュアルシーンも当時としては豊富なほうですしね。

MSX2版では、88版では説明しきれなかった部分の補足が多く含まれているということなので、そちらのほうもいつか紹介できればいいなあとも思っています。んでも、正直また砂漠と大氷河にいくのは御免被りたい(いやマジでw
そんなわけで、これにてアークスプレイ日記終了です。
長い間、お付き合いありがとうございました。



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