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※PCE版ラストハルマゲドンプレイ日記です。
※本記事はネタバレ要素を含みます。未プレイの方は閲覧に注意してください。


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「まとめ」

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というわけで、前回を持ちましてPCエンジン版「ラストハルマゲドン」は無事クリア、という事になりました。
予想通り今回を含めたら全部で27回という、過去のプレイ日記でも上位クラスの長いシリーズになってしまいましたね。恐らく長くなった大きな理由は、イベントが豊富だったということでしょう。またそれらのイベントが、しっかり内容を書かないと読んでる人には全然意味が伝わらないものが多かったので、必然的に記事数も多くなったのではないかと思います。

ここでお詫びをしておきたいのですが、プレイ日記中でも何度か言っていますけれども、このPCエンジン版についてはイベントシーンで一切のテキストが表示されないという仕様の為、耳で聞き取りながら文字にするという方法を使わざるを得ず、その弊害として原文と文言に違いが発生してしまいました。
これにより、原文の独特な説明口調、言い回しなどが味わえなくなってしまいました。本作はこの独特の言い回しが「ミソ」という方も多いと思うので、そこについては申し訳ないなと思っております。

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さて個人的にPCエンジン版をプレイしての感想なのですが、これに関しては人によるんでしょうけど、やはりダンジョンはPC版のような擬似3Dタイプのものが良かったと思います。というのも、PCエンジン版の見下ろし型ダンジョンは他のRPGと比べてもかなり複雑で、しかもマッピングがし辛いんですよ。ダンジョン内で宝箱を見落とすくらいならまだいいんですが(そもそも本作に宝箱ないけどね)、回収必須のイベントを見落としたりすると後々大変ですしね。擬似3Dダンジョンなら、マッピングがしやすいので見落としも回避しやすいんですよ、個人的には。

あとRPGといえば何よりレベル上げ、お金稼ぎという作業(あえて作業というけど)のウェイトは重要な部分ですよね。本作について言えば、ゲームスタートして少しすれば、スタート地点のすぐ近くでゲームクリア可能なレベルまで上げることが可能で、時間は少し掛かりますが最初に総合レベル40くらいまで上げておけば、その後集中してレベル上げを実行する必要がほとんど無い(あとは攻略中にどんどん上がっていくので)というのが気楽でよかったです。

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またお金(本作では「ジン」)稼ぎという面でも、ほとんど苦労はしませんでした。序盤のレベル上げ期間中は武器も防具も買う必要が無いし、最初の地下世界で宇宙船に行ける頃になると敵が大量のジンを落とし始めるのでそこから装備品を作り始めても遅くないどころか早いくらいです(状態異常を受けなくなる「ウィザードマント」は、オークやゴブリン用に優先して作ってもいいかな)。中盤からはダンジョン攻略してるだけでガンガン「ジン」が溜まっていくので、最強の武器と防具も割りと楽に揃えられると思います。

このゲームは、能力を持っている魔族さえいればいつでも武器防具、そしてアイテムを作ることができるので、ジンが溜まったらその都度、HPやMPがやばくなったらその都度、その場ですぐに必要なものが揃えられる、他のRPGのように一旦町に戻って買い物、回復を行う必要が無いというのはストレスが無くて助かりました。戦闘時にさえ死ななければ、魔法でHPを最大まで回復、MP回復薬作ってMPも回復とやれるので、攻略中にジリ貧になることはないですから。ただそれはあくまで「ジンがあれば」の話で、一部のエリアではジンを一切落とさない機械タイプの敵しか登場しない場所もあるので、そこは注意ですが。

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さて、このラストハルマゲドンの最大の特徴でもあり、ゲーム攻略の要とも言っていい部分が「他の魔族との合体」でしょう。どの魔族をどの魔族と掛け合わせるのか、各魔族は全部で2回合体できますが、1回目で合体できる相手は魔族ごとに3種類が決められていて、さらに1回目で選んだ相手によって2回目の3種類の相手も決められてしまう、その上合体の結果如何ではゲーム攻略の難易度ががらりと変わるので非常に選択は重要です。

私がプレイしてみて重要だと思った合体のコツとしては、
・最低限パーティに1人「サボム(石化魔法)」が使えるメンバーを用意する(優先度:高)…これがあるとないとではゲーム攻略の難易度が天地ほどかわるかもしれません。ちなみにサボムは、ゴーレム、ミノタウロスを合体相手に選ぶと覚えます。
・最低限パーティに1人「マイキ(火炎魔法)」か「ビブ(氷魔法)」が使えるメンバーを用意する(優先度:中)…これは必須ではないんですが、特定の敵はこれらの魔法でなければ倒すのが非常に困難なのであると重宝します。これらは合体相手がドラゴンNだとマイキ、Gスネークだとビブを覚えます。
・2回ある合体のどちらかでゴブリン、オーク、スケルトンのどれかと合体する(優先度:中)…この3人のうちどれかと合体しておくことで武器と防具がほぼ制限無しに装備できるようになります。通常攻撃で敵に与えるダメージが低いと体力や攻撃力が上がりにくいので、武器をもたせての攻撃力の底上げは重要(特に武器が持てないハーピィやスライムはそのままだと成長が遅れる)。無論これは、ゴブリン、オーク、スケルトン以外の魔族についてです。

これら以外では、飛行能力や装備品などの作成能力は最初から誰か1人は覚えているし、千里眼、魔界へ帰還などはあったら便利だけど無くてもそこまで困らないので合体して得る能力としての優先度は低いです(せめてダンジョン内でも千里眼が使えたら楽だったんだけどなあ…)。
とりあえず今後プレイする予定がある人は、この条件を考慮して合体計画を立てればまあ少なくとも失敗にはならないと思います(ゲームとしての自由度は低くなりますが)。

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そしてストーリーについてですが、ここまでこのプレイ日記を読んできた方なら、この作品がいったいどんな結末であったかをもう御存知ですよね?(正直ネタバレすべきかどうかは悩みましたが)
どうでしたでしょう、驚きませんでしたか?当時の私も、このストーリー展開に驚愕した記憶があります。

ファンタジーRPGがまだ幅を利かせていた時代に、その主人公たる人間どころか全ての生物が滅んだ世界で、そこに蘇った魔族と宇宙からやってきたエイリアンとの地上の支配者の座を賭けたラストハルマゲドン。そんな話でスタートさせておきながら、徐々にこの世界の真相が暴かれていくにつれ、既に魔物目線になっているプレイヤーに「何かがおかしい」と感じさせ、そしてクライマックスですべてが明かされてのあのラストですよ。

よくこんな話が思いついたものだと、心底感心してしまいました。

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さて、まだもうちょっと書き足りない部分もありますが、あまり長くなってもあれなのでこのへんで締めるとしましょう。私自身本作はPC版はプレイしていたんですが、PCエンジン版は今回が初めてのプレイでした。今回PCエンジン版を遊んでみて、この2つについてはいろいろな点での変更点はあるものの、作品としての核の部分にはまったく違いは無かったので、どちらで遊んでもきっと同じような満足感が得られると思います。

そして今回プレイして改めてこの「ラストハルマゲドン」という作品が、あの王道ファンタジーRPG全盛期にあって、すべてにおいて既成の概念から外れた「異端」であったということを思い知らされました。「既存の概念をぶっ壊す」なんていうと凄そうに聞こえますが壊すだけなら誰にでもできることで、重要なのはそこから結果・成果を出す、ゲームで言えばちゃんと面白い作品を出すって事なんですよね。そういう意味では、本作は歴史に残る結果を出した名作だと思います。

本作を制作していた会社「ブレイングレイ」がこのときのまま活動を続けていられたら、きっともっと面白い視点の衝撃的な作品を世に出していたかもしれませんね。そこが残念で仕方ありません(せめてラストハルマゲドンの版権問題なんとかならないものでしょうかね…)。

といったところで、これをもちましてラストハルマゲドンプレイ日記を終了とさせていただきます。
また別のプレイ日記でお会いしましょう。


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