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発売年:1986年
開発元:NCS(日本コンピューターシステム)
ジャンル:ステージクリア型ACT
発売機種:PC-88、X1など
※画像はすべてPC-88版のものです

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*あの名作が再び!?

さて、先日あるニュースがネット上で話題となりました。それは、あの名作シミュレーションゲーム「ラングリッサー」の新作が任天堂3DSで今年の夏に発売されるというのです。
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「ラングリッサー」とは1991年に日本コンピューターシステム(NCS)より発売された、メガドライブ専用ファンタジーシミュレーションRPGで、後にシリーズ化しPCエンジンやセガサターン、プレイステーションなどでも発売された作品です。シリーズ最後の作品が純移植やアーカイブ配信を除けば2000年のワンダースワン版が最後なので、実に15年ぶりの新作ということになります。うわー、もうそんなにもなりますか…(遠い目

ラングリッサーの主な特徴は、「ファイアーエムブレム」のようなキャラクターユニットタイプのS・RPGであり、ユニット毎に定められた属性と相手ユニット属性との相性により有利不利が大きく変わることや、キャラクターユニット以外に「傭兵」というユニットを雇って一緒に戦うなどといったものが挙げられますが、なんといっても最大の特徴は、
うるし原智志氏の魅力的なキャラクターデザインにあったと思います。

とはいえ一部のシリーズ作品はうるし原氏デザインのキャラクターではなかったのですが、実は今回の新作についても「ラングリッサー」でありながらうるし原絵ではないというところで波紋を呼んでいるようです。シリーズ作品においてキャラクターデザインが変更されてしまうのは、過去シリーズファンに拒否感を抱かせてしまう大きな要因となるだけに、それを撃ち破るだけの魅力を出して来れるかが今後の注目点ではないでしょうか?

そんなわけで今回取り上げる作品は、ラングリッサー新作発表を記念して…
「Mr.Bump」です(何で?!
だって同じNCS作品だし…、今後リメイクされるかもしれないし…(ねえよ

*と、その前に…

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ところで皆さんは「マーブルマッドネス」というアーケードゲームを御存知でしたか?
「マーブルマッドネス」は、あの世界の「アタリ」が1984年に発売したアーケードゲームで、プレイヤーは画面上にあるボール(ビー玉?)を操作して、上り坂下り坂や崖、ジャンプ台、トラップなどが配置されたコースを、行く手を邪魔してくる様々な敵をかわしながら、ボールを時間内にゴールまで運ぶというゲームです。

それだけ言うと簡単そうなのですが、ボールの操作が普通のゲームにあるようなスティックではなく、「トラックボール」という固い球状のものを進みたいほうに転がして行うという特殊なもので、またボールには「慣性」が働いているため急な方向転換や停止ができず、細い道を通過する場合などに操作の微妙な加減が必要であったりと難易度は高めでした。

ゲーム画面が斜め上から見下ろすような視点(クォータービュー)であったことや、一度聞いたら忘れられない独特のBGMが初のFM音源、かつステレオであったりと色々と斬新な要素がもりこまれた作品で、日本でも発売されていたので(発売はナムコだったかな?)、当時ゲーマーだった人はきっと遊んだこともあると思います。

ちなみに私がこの作品を初めて知ったのは、「Beep」というゲーム雑誌の記事でしたね。
という訳で、話を戻すと…。

*そう…Mr.Bumpとは

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要するに「マーブルマッドネス」です(コラッ!
駄目かね?

「Mr.Bump」は、ラングリッサーの元になった「エルスリード」や「ガイアの紋章」でも有名な「NCS(日本コンピューターシステム)」より1986年に発売されたアクションゲームで、プレイヤーは地殻変動により異次元に飛ばされてしまった主人公、「バンプ君」が乗ったサバイバルボールを操作し、元の次元へ戻してあげることが目的です。

ゲームはステージクリア制で、そのステージのゴールまでサバイバルボールを運べばステージクリアとなります。ステージ中には、マーブルマッドネスと同様に坂や崖、ジャンプ台などの様々な仕掛けや、行く手を邪魔する敵が存在しており、崖から画面外へ落ちたり、一部の敵に当たってしまうと1ミスになります。

マーブルマッドネスと大きく違うのは、マーブルマッドネスはミスになっても制限時間が0にならない限り何度でもその場(じゃないときもあるが)から復活できるのに対し、本作には制限時間が存在せず、ミスをするとステージの最初からやり直しになり、3回ミスをするとゲームオーバーになってしまいます。

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ちなみに本作には制限時間はありませんが、エネルギーとダメージというものがあり、エネルギーは移動するごとに減っていき0になってしまうと1ミス、ダメージは一部の敵にぶつかったり、段差から落ちたりすると蓄積されていきMAXになっても1ミスになってしまいます。

エネルギーとダメージはステージクリア時に全回復しますが、ステージ上に配置されている敵ではない緑色した三角錐の物体、「グリーンクリスタル」に触れることで一定量の回復が出来ました。ただし似たような物体でも、触れると逆に大ダメージを受けてしまうものもあるので見極めが必要でしたね。

あと本作の操作方法についてですが、流石にトラックボールはありませんでしたのでテンキーで8方向に動かすことになるのですが、トラックボールの爽快感は当然ながらまるで無いものの、テンキーだからこそ微妙な操作がトラックボールと比べて割と楽に出来ています。まあゲームの処理速度が遅いため、ボールも扱いやすいという側面もありましたが…。

*比較するのは可哀想

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まあどこから見ても、本作はマーブルマッドネスの「劣化版」という感じなのですが、当然ながら今であればともかく、当時のアーケードゲームとパソコンゲームの力量差は比べるのも愚かしいほどであったので、劣化版であったとしてもそれを責めるということは酷というものでした。でも当時子供だった自分は、そういうの考えもせずに批判してたなあ…(反省

しかし改めて本作を見てみると、確かに見栄えは劣るものの当時のパソコンの脆弱な表現能力で、コースの立体感を頑張って表現しており、処理速度はやや遅いもののボールにかかる慣性の表現もちゃんと出来ていて、そこはマーブルマッドネスに近い緊張感を味わえる出来になっていると思います。

またステージ数がマーブルマッドネスの倍の12ステージもあったり、1ステージクリア毎にバンプ君がドリンクでエネルギー回復しているところ、3ステージクリア毎にバンプ君が休憩して(夢を見て)いるシーンのデモンストレーションが流れるなど、パソコンならでは要素もあって劣っているとしてもしっかり頑張っていることは伝わってくる作品でしたね。

*ところで「バンプ君」って

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さて、これは全くの余談なのですが。
この作品のタイトルでもあり主人公の名前でもある「Mr.Bump」なんですが、1971年にイギリスで出版された
「Mr. Men Little Miss(ミスターメン リトルミス)」
という絵本シリーズに登場するキャラクターの中に、同名の「Mr.Bump」という丸くて青いキャラクターが存在してるんですよね。

このキャラクターは「Bump=衝突」という名前の通り、出会うものにすぐぶつかってしまうため、いつも怪我をして包帯を巻いているという設定のキャラクターらしいんですが、あちこちにぶつかる本作のバンプ君とも似ていますよね。この絵本は日本でも発売されていたそうなので、ここにヒントを得たのか、単純に言葉から来る発想が同じだったのか、ちょっと気になるところです。

ところでこの「Mr. Men Little Miss」は何度かアニメ化もされていて、そのうちの「MR.MENショー」という作品には日本語吹き替え版もあるそうなのですが、日本語吹き替え版の「Mr.Bump」、担当している声優さんはなんと「小野友樹」さんなんですって。

小野友樹さん…?

小野友樹…。

…。


しょ、


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