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発売年:1983年
開発元:デービーソフト
ジャンル:パズルACT
発売機種:PC88、X1、FM-7、MZ-1500、MSX、ファミリーコンピューターなど

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「フラッピー」は、1983年に「ヴォルガード」「今夜も朝までPOWERFULまぁじゃん」でお馴染みの「デービーソフト」より発売されたアクションパズルゲームで、ゲーム中に登場するコミカルで可愛いキャラクターに反して、なかなかにシビアなゲーム難易度を持つ作品でした。

本作は1983年の発売後、様々な機種に移植されましたが、1985年に発売されたファミリーコンピューター版で初めて名前を知ったという人も多いかもしれませんね。ファミコン雑誌などで攻略の特集がよく組まれていたのを、私も記憶しています。ちなみに本作の面構成は機種によって違っている部分やオリジナルの面(FM-7やNECなどの文字の面)などがあったのも特徴でしたね。

本作には一応バックストーリーが存在していて、闇の帝王が主人公「フラッピー」の故郷の惑星「ブルースター」を破壊しようとするが、フラッピーは両親の手により惑星破壊の直前に脱出した。フラッピーは天からの導きにより、破壊されたブルースターの欠片が落下した惑星「ゼビラス」に向かい、奇跡を起こすためブルースターの欠片を全てブルーエリアに運ぶことを決意するのであった。地味に重いなぁ、話が。

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本作はステージクリアタイプのパズルゲームで、そのルールはいたって簡単。主人公フラッピーをキー操作で上下左右に動かし、画面上にある青い石(ブルースターの欠片)を同じく画面上にある青い床(ブルーエリア)まで押して移動させることができればステージクリアになります。と、いうと非常に楽なゲームに聞こえるのですが、ところがどっこいそう甘くは無いのです。

まず主人公(と一部の敵)は自由に画面を上下左右に移動できる(ただしブロックは通過できない)のですが、青い石や赤い石、後述するアイテムのキノコには「重力」が掛かっており、その下に石やブロックが無い場合には落下していきます。またフラッピーは石を「押す」ことはできますが「引く」ことができない為、石の左右どちらかにブロックがある状態になってしまうと、そのブロックはそれ以上動かすことはできません(赤い石のみさらに押すことで壊すことはできる)。

石は半ブロック分ずつ移動させることができるので、積み重なっている石を半ブロックずつ動かしながら詰んだ状態のまま移動させたり、そのままだと落ちてしまう穴を赤い石を半ブロック分だけずらして塞ぎ、その上を青い石が通過できるようにする、というように如何に赤い石を利用するかが本作の大きなキーポイントになります。

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しかし、石をパズルのように工夫して動かしていくことだけがこのゲームの難しさではありません。プレイヤーが頭の中で思いついた方法を取ろうとしても、それを妨害する存在「敵」がいるのです。それは真っ赤な蟹のような姿をした「エビーラ」と、緑色で一本の角が生えた姿の「ユニコーン」で、フラッピーがこれらの敵に接触してしまうと1ミスいなってしまいます。

ユニコーンは決まったエリアを横移動することしかできませんが、エビーラはフラッピーを見つけ次第しつこく追いかけてくるので、これがタダでさえ難解な石の移動の邪魔をする非常に厄介な存在になります。ですがこれらに対する対処方法は無論存在し、それが画面上にある「催眠キノコ」と石なのです。

催眠キノコは画面上に落ちているのを拾えば、スペースキーでフラッピーが向いている方向に発射できます。これを敵に当てると敵は眠ってしまい、しばらくの間動かなくなるのでその間に石を動かす余裕ができるのです。ただし注意があり、催眠キノコはまっすぐ3ブロックほどしか飛ばない事と、例えキノコが当たって眠った状態だとしても敵に当たり判定は残るということです(機種によりキノコが誘導できたり当たり判定が無いものもある)。

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そして、青い石や赤い石は床やブロックが無いところに押し出すと下に落下するという説明を前にしましたが、このとき落下する石の下に敵がいた場合は、その石で敵を押しつぶすことができます。一度潰して殺した敵は二度と現れないので、これが成功すれば催眠キノコよりもより以後安全に石を運べるようになりますが、問題はその石は落としていいものなのか?それによって手詰まりにならないか?ということでしょう。

また、これはある意味基本的なテクニックの1つなのですが、石で潰された敵は少しの間つぶれた状態のままでその場に残るという仕様になっており、この状態を利用して敵を床代りにしてその上を石を通過させるという事も可能で、これを上手く利用しないとクリアが難しい面などもありました。

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さて、本作はなんと200面もある大ボリュームな作品だったのですが、当時私がこの作品のPC88版を友人宅で遊ばせてもらったとき、何度やっても1面すらクリアできず「これどうやればいいの?」と友人に聞いても、友人はニヤニヤして教えてくれず(友人も苦労して自力で解いたので教えたくなかったらしい)、結局頭にきて「もういいや」と諦めて他のゲームを遊ばせてもらった覚えがあります(今思えば、今でもパズルゲームに苦手意識があるのは、これが影響しているのかもしれません)。

しかし世の中には、私にとって1面でも難しかったうえに200面もある本作では「物足りない」と感じた方もいらっしゃったようで、1985年には同社から上級者用のフラッピー、その名も「キングフラッピー」というものが発売されました。こちらもなんと200面もある大ボリュームだったそうですが…。
買った人はみんなクリアできたんでしょうか?

私は友人宅で遊んだだけなので1面しかクリアできなくてもまあ諦めはつきましたが、折角お金払って買って2~3面しかクリアできずに投げちゃってたら…結構なトラウマものでしょうね。
ちなみに私は今回のこの記事用にPC88版をプレイし、30年近くぶりに1面をクリアすることができましたw

みなさんはこのゲーム、結構遊びましたか?


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