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発売年:1984年
開発元:エニックス
ジャンル:ステージクリア型ACT
発売機種:PC-88
※画像は全て、PC-88版のものです

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さて今回は、恐らく私が記憶している中で一番最初に遊んだパソコンゲームと思われる作品「ニュートロン」をさっくりと紹介したいと思います。

「ニュートロン」は、1984年に「ドアドア」や「ポートピア連続殺人事件」でお馴染みの「エニックス」から発売されたアクションゲームで、先の「ドアドア」を1983年に制作し、「ドラゴンクエスト」の開発者としても有名な「中村光一」氏がエニックスで発売した第二弾のゲームとなります。

これは当時まだ小学生だった私が、同級生でPC88を持っていた友人の家で遊ばせて貰ったゲームで、恐らく私が始めて触れたパソコンゲームだったような気がします。そして「パソコンゲーム」というものに興味をもったきっかけのゲームともいえるでしょう。

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本作は残機制、ラウンドクリア制のアクションゲームで、巨大な木の幹や迷路のようになった枝の上で主人公である「ロン君」を操作し、一定時間が過ぎると木に生えてくる「実(りんごやみかんなど)をそのラウンドで指定されている数だけ回収すればラウンドクリアとなります。

木の枝に生る実は、最初蕾の状態で表示され、徐々に蕾が咲いていき花となり、その後にやっと実の状態になって初めてキーボードの「Zキー」で回収することができます。しかしそう簡単にロン君に実を取らせまいと、様々な虫たちがロン君を追いかけてきます(まさに「お邪魔虫」)。

ロン君はこの虫たちと接触してしまうと1ミスとなり、また花が実になった状態で放置してると、実が木から落ちてしまいこれも1ミスとなります(おそらくこれが本作の名前の由来なんでしょうね)。
そして残機を全て失うとゲームオーバーです。

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そんなお邪魔虫に対抗する手段として、ロン君は「Xキー」でボールを投げて虫に当てることで撃退することができるのですが、そのボールは相手に向かってまっすぐ飛ぶのではなく、向いているほうに対して放物線を描くように飛んでいきます。

これが非常にこのゲームの難易度を上げている要素でもあり、敵に追いつかれそうになってから慌てて玉を投げつけても、玉は放物線を描いて飛ぶので至近の敵には当たらないんです。ただしロン君が上を向いている状態で球を投げた場合には、玉が真上に向かって飛ぶようになっているので、これを利用し虫たちを枝の上や幹に誘導して当てるというのが定番のテクニックとなっていました。

ちなみに、自分で投げた玉に当たっても1ミスとなりますので、真上に撃ったら落ちてくる前に左右に回避しないといけません(でも回避が早すぎると、誘導した無視もつられて避けるので難しい…)。
内容はまったく違いますが、ゲームデザイン的にはナムコの「ディグダグ」に通じるものがありますね。

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ちなみに先ほども言いましたが、私はこのゲームを友人宅で遊んでからパソコンゲームというものに興味を持ったような記憶があり、このころから母親とデパートなどに買い物に行くと、母親が買い物をしている間にパソコン売り場に行っていろんなゲームをみるようになりました。

そのころのパソコン売り場にあったPC88では、よくこの「ニュートロン」がプレイできるようになっていたので、そこでもよく熱心に遊んでいましたね。そういった事情もあり、その頃のパソコンの事を思い出そうとすると、大抵真っ先に記憶に蘇ってくるのがこのゲームだったりしますw

余談ですが、当時その友人は学校が終わった後に新聞配達のアルバイトをやっていて、パソコンで遊ばせて欲しい日などは彼のバイトを手伝ったりしていました。そのころは失礼な話ですが、彼の家は貧乏なのかな?なんて思ったりしてましたが、あとで考えてみると小学生の子供にPC88買い与える家が貧乏であるはずも無く、彼がアルバイトをしていたのはパソコンのゲームを買うお金を稼ぐためだったんだと解りました。

ごめんね、W君。


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