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発売年:1994年 ※AC版は1986年
開発元:電波新聞社 ※AC版はテクモ
ジャンル:横スクロールACT
発売機種:アーケード、X68000、ファミコン、セガマークIIIなど
※画像は全てX68000版のものです

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「アルゴスの戦士」は、1986年に「ボンジャック」や「ソロモンの鍵」、「スターフォース」などで有名な「テクモ」から発売されたアーケード用横スクロールアクションゲームで、プレイヤーは「アルゴスの戦士」となり、怪物を操り世界を支配した「獣王ライガー」を倒す事が目的です。

アーケード版発売後、1987年にファミコン版として「アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃」というのが発売されましたが、これはなんとなく似ているものの変なアレンジ(失礼)が多すぎて最早別物といっていい移植でした(1988年のマークIII版の方がまだアーケードっぽかった)。

その後しばらくの間、家庭用ゲーム機への移植はされませんでしたが1994年に電波新聞社がX68000用の「ビデオゲームアンソロジー」第9弾としてほぼ完全な移植を行っています。

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とにかく主人公の武器が「ヨーヨー」のような円盤「ディスカーマー」というのが非常に印象深かった作品なのですが、それだけでなく思わず「おお!」と言ってしまいそうなほどの美しい背景(当時ではね)や、テクモではお馴染みの隠しボーナス、あとちょっとしたパロディの存在などもあり、うちの地域のゲームセンターでも注目のゲームだった記憶があります。

ゲームの操作方法は、レバー左右で主人公の左右移動、レバー下でしゃがみ、攻撃ボタンで武器のディスカーマーを発射、ジャンプボタンでジャンプとなっていました。
武器のディスカーマーは発射すると主人公が向いている方向に一定距離飛んでその後戻ってきますが、完全に戻ってくるまで次の攻撃はできません。ただし最大射程に届く前に敵にぶつかった場合はその場で戻ってきます。

このディスカーマーはジャンプしながらや、しゃがんだ状態でも撃つことができるので、高い位置や低い位置にいる敵にも対応は可能なのですが1つ弱点があり、当たり判定があるのはディスカーマーの円盤部分だけで、射出中の主人公と円盤の間の紐(鎖)には当たり判定がないので、ここに飛び込まれるとかなり死にやすくなります。

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特殊な攻撃操作として、レバーを上に入れた状態で攻撃するとディスカーマーを前方ではなく主人公を中心に前方から後方に向けて半円を描くように射出できるというものがありました。
これは主人公の上空を通過したり、上空から襲ってくる敵に対してバリアーのように使用できるので有効ですが、こちらも攻撃判定があるのは円盤部分だけなので、円の内側に入り込まれると「アーッ!!」となってしまいがちですw

もう一つ特殊な攻撃(?)として、ジャンプの着地地点に敵がいた場合、敵を踏んづけて一定時間動けなくできるというのがありました(さらに踏みつけた敵を足場にしてジャンプもできる)。
本作では敵が左右や上からだけじゃなく、地面の下からも嫌ってほど湧いてくるためこれがないと、ジャンプ>着地>死亡という事故が多発するゲームになっていたでしょうねw

さて本作には一応「パワーアップ要素」らしきものもありました。
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ステージ上に存在する(通過すると出現するものもある)「ロビンマスク戦士の墓標」を破壊した時に、まれに出現する「インドラ」というものがそれです。

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ゲーム中に登場するインドラは、ディスカーマーをより遠くまで飛ばすことができるようになる「遠到」、ディスカーマーが敵を貫通するようになる「脅威」、敵を踏みつけても殺せるようになる「踏殺」、レバー上で攻撃した時にディスカーマーが半円ではなく真上に飛ぶようになる「天空」、そして一定時間無敵となり体当たりで敵を倒せるようになる「闘気」の全5種類ありました。

遠到はディスカーマーの射程距離が伸びることで、脅威は敵にあたっても戻ってこないことで、それぞれ射出してから戻ってくるまでの時間が長くなってしまうというちょっとしたデメリットもありましたが(あと遠到は敵に内側に入られやすくもなる)、基本的にはどれも便利な能力で、これらがあるとないとではゲーム進行の難易度に結構な差も出ましたね(しかもインドラは取得後ミスをすると無くなってしまう)。

ちなみにこの5種類のインドラを全て集めると、なんと隠しボーナス16万点が入ります。

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隠しボーナスといえば、本作にはそれ以外にも様々な隠しボーナスが存在しました。
例えば戦士の墓標を壊した時に「アルゴスの星」というボーナスアイテムが出ることがあるのですが、これを7つとるごとに7万点のボーナスが入ります(7つの星…北斗の拳?)。

さらに特定のステージでは、狼の毛皮を着た敵キャラが(北斗の拳の牙一族?)が5人現れ、全員で肩車をしたような状態になり上から順番に襲いかかってくる場面があります(北斗の拳の呪龍羅斬陣?)。このとき肩車をした状態から攻撃に転じるまでにこの5人を全滅させるとボーナス1万点です。

さらにさらにあるステージで特定の場所(空中)をディスカーマーで攻撃すると、アルゴスの星が北斗七星の形で空中に現れるが、星は6つしか表示されず最後の1個の場所を連打すると「古文書」が現れるのでそれを取るとなんとボーナス100万点が入りました。

って、北斗の拳ばっかりじゃねーか!w
(当時流行ってたからねえ…)

他にもまだまだ隠しボーナスがある上に、倒した敵が多いほどラウンド終了時に追加ボーナスが貰えたりするのもあったので、ハイスコアを狙うプレイヤーを熱くさせていましたね。

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本作はラウンド制で、画面の右下にあるミニマップの左端から右端まで進めば1ラウンドクリアとなり、全部で27あるラウンドをクリアしていき、最後に登場する大ボスである「ライガー」に勝てばゲームクリアとなります。
また各ラウンドごとにボスはいませんが、4ラウンドごとに中ボスである「スナイパー」が登場します。

ちなみにこのスナイパーと戦っている時にミスをすると、ラウンド再開時スナイパーはもう登場せず、そのまま進むとラウンドクリアになります。そんなわけで、私ま今までこのゲームでスナイパーを倒したことがありませんw
(いつも戦う>負ける>そのままラウンドクリアになるので…)

あ、そうそう主人公が敵(弾)と接触(踏みつけ以外で)すると1ミスとなり、また崖や滝などから落ちても(画面下に消える)1ミスとなります。結構崖や滝の上で小島をジャンプで飛び越えるようなアスレチック要素も多い上に、敵もかなりトリッキーな動きで体当たりをしてくるので、常に慎重に行動することを要求されるゲームでもありました。

ミスをして残機が0になるとゲームオーバーになるのですが、そうなるとなんと主人公は…
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死神に連れ去られてしまうのです!
これが凄い印象的でしたw

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さて最後に、私は当時下手くそながらもこのゲームをかなりゲーセンで遊びました。
その人間から見てもX68000版については、アーケード版に比べて遜色のない、ほぼ完璧な移植だったのではないかと思います。そこはさすがの電波新聞社といったところでしょうか?

ちなみに現在ではWiiの「バーチャルコンソールアーケード」にて、アーケード版「アルゴスの戦士」を配信中とのことなので、気になった方は購入して遊んでみてはいかがでしょうか?


ときにこの画像。ラウンドクリア時に表示されるものなんですけど…
どうみてもジャッキー・チェンの「酔拳」です。本当に(ry


アルゴスの戦士アルゴスの戦士
(1987/04/17)
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