
発売年:1985年 ※AC版は1984年
開発元:日本ソフトバンク ※AC版はテーカン(テクモ)
ジャンル:ステージクリア型ACT
発売機種:アーケード、PC-88、SG-1000など
※画像は全てPC88版のものです
0132
古いゲームというのは非常にシンプルなルールとなっているものが多く、プレイしてみると単純にステージをクリアしていくだけなら割と簡単だったりする場合がある。
しかしそこにある要素が加わり「これをやれたら高得点だよ?」と言われたら、人間としては他人よりも高得点、ハイスコアを狙いたいという欲望が刺激され「狙ってみようかな?」という気持ちになってしまうのではないでしょうか。
今回紹介するのは、そんな気持ちにさせられるゲーム「ボンジャック」です。

「ボンジャック」は、アーケード版「スターフォース」などで有名な「テーカン(後のテクモ)」が1984年に発売したアーケード用アクションゲームで、プレイヤーは主人公「ジャック」を操ってステージ上に配置されているボム(爆弾)を回収していき、全ての爆弾回収すればステージクリアとなります。
はい、ボムを回収するだけです。単純でしょ?w
パックマンなどの「ドットイートゲーム」の亜種みたいなものです。
本作はアーケード版発売後、翌年にPC-88とSG-1000に移植され、さらに1986年にはファミコンにも移植されましたが、さすがにちょっと見ただけでは「単純そうすぎて売れない」と判断されたのか、迷路探索タイプのアクション要素が追加され「マイティボンジャック」として移植されています。

基本的な操作方法の前に説明しておくと、まずこのゲームには画面上から下へ向けての重力が存在します。回収すべきボムは空中に浮かんでいますが、ジャックは足場から離れると下に向かって落下していきます(結構速いスピードで落ちる)。※ちなみに高いところから落ちてもミスにはならない
足場の上にいるときは方向レバー(キー)でジャックを左右に動かせ、ジャンプボタンでジャンプできますが、落下中はレバー左右で方向を変えられるだけで空中でジャンプはできません。ただし空中でジャンプボタンを連打することにより、滞空時間を少し長くできます。
また滞空中にレバーをニュートラルに戻すと真下に向かって落下、さらに真上にレバーを入れてジャンプすると通常より高いハイジャンプができます。
意外にこれらの操作やジャックの挙動に「クセ」があるので、プレイし始めた最初は思うように動かせず結構戸惑うことでしょう。

ステージ上にはジャックとボムだけでなく、ジャックの邪魔をするモンスター達が登場します。ところがジャックには「攻撃手段」というものが全くありません!スーパーマンみたいな格好してますが、その特技は「ちょっと高くジャンプできる、ちょっと長く滞空できる」だけですw
そのため基本的な戦法は「逃げの一手」となるのですが、時たま現れる「P」と書かれたコインを取ると一定時間だけ敵をボーナスアイテム(ジャックの顔が書かれている)に変化させることができ、これを取ることで敵をステージ上から消すことができます(ただし敵はすぐ復活する)。
モンスターは空中を浮遊できるものもいれば、ジャックと同じように足場を離れると落下してしまうものもいます。飛べない奴は落下させてしまえば安全…と思いきや時間経過により飛べるモンスターに変化するのでまったく油断できません。
さて本作はちょっと癖のある操作になれてくれば、ボムを回収するだけだけなら比較的簡単にできるようになってきます…が、ここで冒頭に述べた「ある要素」が登場して本作をより熱中させてくれるわけです。

まずステージが始まり最初のボムをジャックが回収すると、ステージ上のどこかのボムに火が付きます。
火が付いてないボムを回収すると100点入りますが、火が付いてるボムを回収すると倍の200点入り、また別のボムに火が付きそれを取ると200点入ります。つまり火が付いた爆弾を取り続けていけば、通常の2倍のスコアになるわけです。
また前述した「P」と書かれたコイン以外に「B」と書かれたコインが登場する場合が有り、これを取るごとにそのステージ中に得られる得点の倍率が2倍、3倍と上昇します(最大5倍でステージクリア後に1倍に戻る)。※これらのコインは火が付いたボムを取ると出現確率が上がる
さらに1ステージで火が付いたボムを20個以上回収すると、ステージクリア後にスペシャルボーナス(最大5万点)が得られるので、これらの要素を狙うと狙わないとではスコアに雲泥の差が出るわけです。
今はあまり重要視されなくなりましたが、当時はそのゲームでハイスコアを出すというのはゲーマーの一つのステータスでしたから、みんな技術を磨いて他人より高得点を狙いあうことでそのゲームがより熱くなったものです(まあ私にハイスコアラーは無理でしたがw)。

おまけ程度の話になって申し訳ないのですが、本作のPC88版についてはジャックの挙動の再現度は当時のパソコンレベルで言うと頑張ってるほうでしたが、キャラクター同士が接近するとチラつきが酷くなり、アーケードではできたような敵キャラの隙間をうまく抜けるような動きをしようとするのが難しくなっていましたね。
そことグラフィック面以外では、PC88版はかなりアーケードを再現できていた作品だと思います。
さて余談ですが「ボンジャック」と言えば忘れてはいけないことがあります。それは「BGM」です。
本作に用意されているステージ中のBGMは3曲あったのですが、そのうち2曲は『リンゴの森の子猫たち(アニメ「スプーンおばさん」のED曲)』と、ビートルズの『レディ・マドンナ(某ドクターなマリオさんっぽいやつねw)』という版権曲だったんです。
当時は比較的著作権におおらかな時代ではありましたが、ゲーム開始していきなりスプーンおばさんの曲がかかった時は驚きましたねw ※一応許可はとっているらしいがSG-1000版では差し替えられていた
さて、現在本作のアーケード版が「Wii バーチャルコンソールアーケード」にて発売中ということなので、Wiiを持っている方は購入してスペシャルボーナスを狙ったり、友人とハイスコアを競ってみてはいかがでしょうか?
↓ブログランキングに参加してます。クリックして頂くと私の「やる気」がアップします。


しかしそこにある要素が加わり「これをやれたら高得点だよ?」と言われたら、人間としては他人よりも高得点、ハイスコアを狙いたいという欲望が刺激され「狙ってみようかな?」という気持ちになってしまうのではないでしょうか。
今回紹介するのは、そんな気持ちにさせられるゲーム「ボンジャック」です。

「ボンジャック」は、アーケード版「スターフォース」などで有名な「テーカン(後のテクモ)」が1984年に発売したアーケード用アクションゲームで、プレイヤーは主人公「ジャック」を操ってステージ上に配置されているボム(爆弾)を回収していき、全ての爆弾回収すればステージクリアとなります。
はい、ボムを回収するだけです。単純でしょ?w
パックマンなどの「ドットイートゲーム」の亜種みたいなものです。
本作はアーケード版発売後、翌年にPC-88とSG-1000に移植され、さらに1986年にはファミコンにも移植されましたが、さすがにちょっと見ただけでは「単純そうすぎて売れない」と判断されたのか、迷路探索タイプのアクション要素が追加され「マイティボンジャック」として移植されています。

基本的な操作方法の前に説明しておくと、まずこのゲームには画面上から下へ向けての重力が存在します。回収すべきボムは空中に浮かんでいますが、ジャックは足場から離れると下に向かって落下していきます(結構速いスピードで落ちる)。※ちなみに高いところから落ちてもミスにはならない
足場の上にいるときは方向レバー(キー)でジャックを左右に動かせ、ジャンプボタンでジャンプできますが、落下中はレバー左右で方向を変えられるだけで空中でジャンプはできません。ただし空中でジャンプボタンを連打することにより、滞空時間を少し長くできます。
また滞空中にレバーをニュートラルに戻すと真下に向かって落下、さらに真上にレバーを入れてジャンプすると通常より高いハイジャンプができます。
意外にこれらの操作やジャックの挙動に「クセ」があるので、プレイし始めた最初は思うように動かせず結構戸惑うことでしょう。

ステージ上にはジャックとボムだけでなく、ジャックの邪魔をするモンスター達が登場します。ところがジャックには「攻撃手段」というものが全くありません!スーパーマンみたいな格好してますが、その特技は「ちょっと高くジャンプできる、ちょっと長く滞空できる」だけですw
そのため基本的な戦法は「逃げの一手」となるのですが、時たま現れる「P」と書かれたコインを取ると一定時間だけ敵をボーナスアイテム(ジャックの顔が書かれている)に変化させることができ、これを取ることで敵をステージ上から消すことができます(ただし敵はすぐ復活する)。
モンスターは空中を浮遊できるものもいれば、ジャックと同じように足場を離れると落下してしまうものもいます。飛べない奴は落下させてしまえば安全…と思いきや時間経過により飛べるモンスターに変化するのでまったく油断できません。
さて本作はちょっと癖のある操作になれてくれば、ボムを回収するだけだけなら比較的簡単にできるようになってきます…が、ここで冒頭に述べた「ある要素」が登場して本作をより熱中させてくれるわけです。

まずステージが始まり最初のボムをジャックが回収すると、ステージ上のどこかのボムに火が付きます。
火が付いてないボムを回収すると100点入りますが、火が付いてるボムを回収すると倍の200点入り、また別のボムに火が付きそれを取ると200点入ります。つまり火が付いた爆弾を取り続けていけば、通常の2倍のスコアになるわけです。
また前述した「P」と書かれたコイン以外に「B」と書かれたコインが登場する場合が有り、これを取るごとにそのステージ中に得られる得点の倍率が2倍、3倍と上昇します(最大5倍でステージクリア後に1倍に戻る)。※これらのコインは火が付いたボムを取ると出現確率が上がる
さらに1ステージで火が付いたボムを20個以上回収すると、ステージクリア後にスペシャルボーナス(最大5万点)が得られるので、これらの要素を狙うと狙わないとではスコアに雲泥の差が出るわけです。
今はあまり重要視されなくなりましたが、当時はそのゲームでハイスコアを出すというのはゲーマーの一つのステータスでしたから、みんな技術を磨いて他人より高得点を狙いあうことでそのゲームがより熱くなったものです(まあ私にハイスコアラーは無理でしたがw)。

おまけ程度の話になって申し訳ないのですが、本作のPC88版についてはジャックの挙動の再現度は当時のパソコンレベルで言うと頑張ってるほうでしたが、キャラクター同士が接近するとチラつきが酷くなり、アーケードではできたような敵キャラの隙間をうまく抜けるような動きをしようとするのが難しくなっていましたね。
そことグラフィック面以外では、PC88版はかなりアーケードを再現できていた作品だと思います。
さて余談ですが「ボンジャック」と言えば忘れてはいけないことがあります。それは「BGM」です。
本作に用意されているステージ中のBGMは3曲あったのですが、そのうち2曲は『リンゴの森の子猫たち(アニメ「スプーンおばさん」のED曲)』と、ビートルズの『レディ・マドンナ(某ドクターなマリオさんっぽいやつねw)』という版権曲だったんです。
当時は比較的著作権におおらかな時代ではありましたが、ゲーム開始していきなりスプーンおばさんの曲がかかった時は驚きましたねw ※一応許可はとっているらしいがSG-1000版では差し替えられていた
さて、現在本作のアーケード版が「Wii バーチャルコンソールアーケード」にて発売中ということなので、Wiiを持っている方は購入してスペシャルボーナスを狙ったり、友人とハイスコアを競ってみてはいかがでしょうか?
↓ブログランキングに参加してます。クリックして頂くと私の「やる気」がアップします。

コメント
コメント一覧 (3)
ボンジャックじゃないですか(笑)
有名なのはゲームセンターCXでも挑戦された
マイティの方ですが、常に王の間だけなので
PC版ですよね
当時あだ名がマイティだったんですけど
それの由来はマイティボンジャックからでした(笑)
ブログのデザインを昨日から新しくしたんですけど
実は元のテンプレ同じだったりします(汗)
3カラムにしようって探したんですけど
いいのが無くて... 扱いやすいテンプレなんですよね
サイズ変えたり丸一日いろいろいじって
なんとか変えました...
ちょいかぶりですみません...
はじめまして!
突然のご連絡、申し訳ございません。
株式会社ウェスポーランドの小畠と申します。
弊社サイトと管理人様のサイトの相性が合いそうだったので
広告掲載のお願いでご連絡させていただきました^^
私どもの会社では、婚活支援サイトを運営しており、
貴サイト様以外にも、現在200社弱程度のサイト様と
月極広告契約や年間契約を結んでおり、700社以上の広告契約の実績がございます。
弊社は世にあるような「騙し」や「適当な」講座を行う会社ではございません。
ナンパテクニック等の制作しておりますが「中身のある」商品です。
広告掲載の件、ご相談可能かメールにてご連絡いただけますでしょうか?
ご返信いただく際にはお手数ながら運営されている
サイト名
サイトURL
を表記の上、ご返信下さいませ。
サイト名・URLのみの返信でもかまいません。
料金算出の際に必要なため
直近1か月のアクセス解析のキャプチャ画像も
お送りいただければと思います。
もし解析が無い場合はご相談下さい。
前向きにご検討いただけますようお願いいたします。
それでは今後ともよろしくお願いいたします^^
marketing@wespoland.jp
株式会社ウェスポーランド 小畠
ほほう、CXで扱われてたんですかー。
常に王家の間だけなんてモードあるんですかね?
ちょっと検索してみようかな。
ブログデザイン変わってましたね、ちょっと色使いが渋めになったんでしょうか。
良いと思います。
ブログ開いたらいきなり琥珀色の遺言のBGMが流れてきて、ゾクゾクっときましたわw