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発売年:1986年
開発元:日本テレネット
ジャンル:縦スクロールACT
発売機種:PC-88、X1、MSXなど

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-今回もポイントマンは俺一人でやる-
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「ファイナルゾーン」は1986年に「夢幻戦士ヴァリス」や「ア-クス」でお馴染の「日本テレネット(開発はウルフチーム)」より発売されたアクションゲームです。
本作は非常に難易度が高かった事や、独自のシステムが全くゲームに活きていない事がパソコンユーザーの間で有名になり、日本テレネットは「ヴィジュアルと音楽以外は酷い」という実績を積み重ねた作品となりました。

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* ストーリー
緊急指令!コードナンバー166。
特殊行動隊”ブラックコブラ”のハワード・ボウィ大佐に告ぐ。
マウカ島のファラオ軍の要塞に、スーパーウェポン”GN-16B”が配置された。至急4名のスペシャリストと合流、完全作動開始前に要塞に侵入、これを破壊せよ。
小火器のみ合流地点で支給するが、その他必要なものは現地で調達せよ!

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* ヴィジュアルシーン
まずゲームが始まると主人公のボウィ大佐を中心しにたストーリーが進行します。
ヴィジュアルシーンとはいえ、ヴィジュアル的なものは無しで、キャラクターの顔と台詞しか表示されません。

ストーリー進行が終わると今回の戦闘に連れていくメンバーを選択(最大3名)する事になるのですが、当然ながら主人公であるボウィ大佐は強制参加なので、大佐以外の4名からメンバーを選択します。
しかしこのゲームでは「ある事情」によりぶっちゃけ大佐一人で出撃したほうが有利になります。

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* 戦闘シーン
メンバーを決め終わるとステージ開始になります。
ぱっと見、1985年にカプコンから発売された「戦場の狼」をちゃっちくしたような感じで、操作方法も同じくメインウェポンとサブウェポン(手榴弾)が撃ちわけて闘うのですが、戦場の狼との決定的な違いは、
「弾を前方にしか撃てません」
こちらは前方にしか弾を撃てないのに、敵は横からも銃を撃ってくるのですからまず大変ですw

しかもこれはもう宿命的なものなのですが、当時のパソコンはアクションゲームの処理が苦手だったので、動きもスクロールもがカクカクするし、処理落ちするし、敵の弾は見えにくいしでまー大変でした。

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* 致命的な…
そして本作は戦場の狼と大きく違う独自の特徴として「最大3人チーム」で戦えるというものがありました。
デモシーンで選択されたキャラクターは、戦闘シーンが始めるとボウィ大佐の後ろに付いてきます。そして弾を撃ちながら(キャラによって武器が違う)、指定されたフォーメーションに従って動き回るんです。
これだけ聞くと「なんか凄い」って気がするんですが、まさかこの独自のシステムが…
ゲームとして致命的な欠点になるとはw
チームで戦闘する事の致命的な欠点とは、とにかく何も考えないで盲目的にフォーメーション通りの動きをするので、入ったら出てこれないような障害物の間や、敵が群れている場所にも平気で突っ込むんです(敵に触れてもダメージになる)。そして死ぬ。

しかも一度死んでしまったキャラクターは次ステージから使用できなくなるうえに、ステージ1以降のヴィジュアルシーンではストーリー展開担当のキャラクターが決まっていて、そのキャラが死んでいたらヴィジュアルシーンが8割ほどカットされてしまうというねw

もうだったら最初から大佐一人で出撃したほうがメリット多いし楽だわ、ってことで仲間は選ばないというのが基本戦術になりました。
ボウィ大佐の「今回のポイントマンは俺一人で行く」は、当時パソコンゲーマーの間で流行語になってたような気がしますw

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* なぜこういう所にばかりw
さすが日本テレネット作品というべきか、ゲームなのに「ゲーム以外のところ」にばかり力が入ってまして、普通主人公達が死んだらゲームオーバーの文字とともにちょっとBGMが入るくらいなのに、本作では主人公達が死ぬとゲームオーバー時の感傷的なヴィジュアルシーンが出来のいいBGMとともに数分間流れ続けます。

なんでゲームそのものじゃなくてこんなところにばっかり凝るんだよ!って怒りたくなるんですが、このシーンのビジュアルと音楽はとにかく当時のパソコンゲームでも高い水準の出来なもんだから余計ムカつくんですよね。

そういえばヴァリスでもゲームオーバー用のヴィジュアルシーンと出来のいいBGMがありましたよね?
これが日本テレネットクオリティ、ってやつなんでしょうか?w

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* 自信があるからこそのオマケ?
これはヴァリスにもあったオマケ機能なのですが、タイトル画面で「F5」キーを押すと、画面が切り替わってゲームで使用されている音楽を自由に聴ける「ミュージックモード」が利用出来ました。

そんな容量があるんならゲーム内容をもうちょっとどうにかしろ、と思わないでもないんですが、重ねて言いますが日本テレネット(ウルフチーム)の音楽については本当に素晴らしかったですし、私も日本テレネットのゲームミュージックのテープ買ったくらいですから、こういう機能はかなり嬉しかったです。

それほど多くないにしても容量を削ってこんな機能を盛り込むくらいだから、自社の音楽に相当の自信があったんでしょうね。ゲームとにミュージックモードが入ってるっていうゲームもそれほど多くなかったですしね。
本当に日本テレネットは良く言えば「音楽とヴィジュアルに強いメーカー」だったと思いますねー。


え?あー、はいはい。えっとですね…
すいません、このゲームで未だにステージ1クリアできませんw
みなさんはクリアできてましたか?


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