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発売年:1985年
開発元:ゲームアーツ
ジャンル:多方向スクロールACT
発売機種:PC-88、FM-7、X1、MZ-2500、PC-98、MSXなど

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「テグザー」と聴けば、まずこのファミコン版を思い出す人が多いだろう。
しかし同時に、これは「テグザー」ではない!と思う人も多いのではないだろうか?

今回は、その「テグザー」についてである。

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「THEXDER(テグザー)」は、1985年にスクエア…ではなく「ゲームアーツ」という会社から発売されたアクションゲームで、「ゲームアーツ」はこの「テグザー」でゲーム業界にデビューした、全然無名の新参会社だった。

しかしデビュー作にもかかわらず、ゲームの完成度は非常に高く、アクションゲームの表現が苦手なPC-88で滑らかな8方向スクロールを実現しユーザーを驚かせた。
この「テグザー」はPC-88のキラータイトルとなり、当時PC-88を所有していた人は、ほとんどの人がもっていたのではないか?と言われるほど有名なゲームとなった(当時横行していたコピー品も含むが)。

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テグザーというゲームの特徴は、先にも述べたスムーズな8方向スクロールに加えて、自機の攻撃手段であるホーミングレーザーであったとも言える。
スペースキーを押すと、自機から直線状のレーザーが複数発射され、それが自動的に敵をロックオンし命中する。この表現がとても美しく未来的であったので、それがまた評判を呼んだ。

表現だけでなくゲーム性の部分でも、敵の数が非常に多く動きも機敏なのに対し、自機の移動はそれほど機敏では無かった為、このホーミングレーザーが効果を発揮した。
無数の敵を次々と捕えて駆逐していくレーザーは、遊んでいてとても快感を覚えたものである。

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このゲームは残機制ではなくエネルギー制になっていて、敵と接触したりダメージゾーンに落ちるとエネルギーを激しく消耗し、エネルギーが0になるとゲームオーバーとなる。
シフトキーを押すと一定時間だけダメージを受けなくなるシールドを貼る事ができるが、シールドを使用するとエネルギーも一定量消耗する。またホーミングレーザーを撃っていても微量だがエネルギーが消耗する。

エネルギーはできるだけ消耗したくないのでシールド張らないに越したことはないが、不慣れなフィールドでの敵の奇襲に備えたり、無数にいる敵の間を抜けるときなどはシールドを張っていないと一瞬でゲームオーバーになる事もある。
エネルギーはフィールド上の特定の敵を倒すと一定量回復するので、フィールド上のどこで補給できるのかを覚えておいて、補給用の敵を倒さずに残しておいたり、シールドの使用を考えるなどの戦略も必要であった。

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自機は↓キー(2)を押す事で、歩行モードから飛行モードに変形できる。
変形するとレーザーのホーミング性は無くなり真正面にしか撃てなくなるが、高い段差を越えたり、狭い通路を抜けたりするには変形しないと無理なので、状況によって使い分けが必要になる。
ちなみに飛行モード時に、進行方向と逆のキーを押すと歩行モードに戻る事が出来る。

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「テグザー」はPC-8801で発売された後、PC-8001、FM-7、X1、MZ-2500、PC-9801、MSXなどに移植され、さらにファミコンにも移植されたのだが、このファミコン版がパソコン版を知っている者にとっては「は?」となるような酷い出来で、テグザーの重要な要素であるホーミングレーザーが、単なるホーミング弾となりレーザーのSEも「ポポポポン」などという軽いSEになっており、パソコン版を知る者にショックを与えたのである。

ちなみにファミコン(及びX1)にテグザーを移植したのが「スクエア(現:スクエアエニックス)」であり、スクエアのファミコン参入第一弾ソフトとなった。
余談だが、私のまわりでは水しぶきのような「自称ホーミングレーザー」を「しょん●んレーザー」と呼んでいた(馬鹿

では最後にパソコン版のプレイ動画を観て、ファミコン版と比べてみてください。

全然違うものでしょ?w



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