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発売年:1994年
開発元:工画堂スタジオ
ジャンル:戦略SLG
発売機種:PC-98、FM TOWNS、Windowsなど

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~ギャルゲーにあらず!~
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「パワードール」("DOLLS"だけど表記は"ドール")は1994年に「覇邪の封印」などで有名な「工画堂スタジオ」から発売されたシミュレーションゲームで、PC-98、FM TOWNS、Windowsなどで発売されました。
(後にリメイク版がWindowsで発売されていました)

本作は「惑星オムニ」に地球より移住し100年かけて生活できる惑星を作り上げた「オムニリング」という先住民族と、100年の間に超高速航行を開発し、惑星オムニを支配下に置くべく大軍を送り込んだ地球軍との「惑星オムニ」の所有権を賭けての激しい「独立戦争」を描いています。
(ストーリーと世界設定がかなりよくできていて、それだけでも読み応えがありました)

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植民星の人間と、最新鋭機満載の地球軍とじゃ戦いにならないだろ?と思うかもしれませんが、どっこいオムニ側には惑星開発用パワーローダーを軍事用に転換した「装甲機動歩兵」があり、それによって編成された機械化特殊部隊「DoLLS」 があったのです。

「DoLLS」(正式には"第177特務大隊")には第1~第3中隊までが存在し、プレイヤーは「DoLLS」の第3中隊を指揮して、シナリオ毎に決められた目的を遂行して行きます。
本作にはシナリオを続けて遊ぶ「キャンペーンモード」と単体でシナリオを遊ぶ「シナリオモード」がありました。

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さて「本題」に入りますかw
プレイヤーが指揮する"第177特務大隊"の第3中隊は、
隊員が全員女性で編成されていました。
それには色んな理由が推測されましたが、ぶっちゃけ厭戦気分を解消するための
「アイドル部隊」
って推測が妥当だったみたいですw
(もちろん彼女たちの実力は本物ですが)

この「女性だけの特殊部隊」っていう響きに惹かれて、思わずこのゲームを買ってしまった人は絶対いるはずです!
目をつぶって!先生誰にも言わないから、正直に手を上げなさい。

( ´д`)ノ
そりゃ買いますよ
「砂の薔薇(新谷かおる)」大好きですものw

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が!しかし、そんなギャルゲーでも買うかのような甘っちょろい気持ちで買っちゃったりしたら、
余裕で「百列ビンタ」を喰らう訳ですよ。

まー、シビアなゲームでした。
まず司令部より提示される作戦プランを選び、その作戦に合わせた部隊編成をすることから始めなければいけません。
まずパワーローダーに乗せる隊員の能力を見て、それにあった3種類のパワーローダーに乗せます(例えば索敵補正が高い隊員は、作敵に優れたローダーに乗せるなど)。

その後ローダーに使用する武器を選択するのですが、これにも細かい設定がされていて、強力な武装ばかりを選択しているとAP(行動力)が低くなり戦場で使い物にならなくなります。
また作戦によっては「必須になる武装」というのもあり、それを誰に持たせるのか、予備は必要なのかも考えなければいけません(予備を多く持たせると、その分持って行ける武装が減るので)。

さらに、彼女達を作戦の舞台まで輸送する空輸ユニットまで設定しないといけません。
もうこれだけで疲れますw
慣れた人やこういうのが好きな人には楽しいのでしょうが、甘っちょろい気持ちで購入した人(主に俺)なんかは、この段階で挫折しそうになります。


余談ですが画像の女性は、当時私が一番気に入っていた隊員「セルマ・シェーレ」です。
過去に2本発売されていたOVA版では、西原久美子さんとゆかなさんが演じていて、これまた好みでしたw

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こちらは戦闘画面ですね。
最近はあまり見なくなってきた蜂の巣型のHEX上でユニットを動かしていきます。
残念ながら、攻撃するユニットを選んで攻撃を仕掛けても「ビジュアルシーン」的なものや、派手な効果表現は無く非常に地味です。隊員たちも戦闘中に喋りませんし。

さらに適当に動かそうものなら、あっという間に敵に集中砲火を浴びて撃破されてしまいます。某スパロボのようにやられても「すまん、脱出する!」といってシナリオ終了後に修理代だけ払って復帰、とはいきません。
機体が撃破されてしまうと、搭乗していた女性たちは
「死亡」または「行方不明」となり復帰できません…(一部キャラを除く)。

戦力を分散させず、慎重に索敵を行いながら、敵を1機ずつ確実に撃破して行く。見た目の華やかさに騙されず、戦術シミュレーションの基礎に忠実に従う事が、彼女達を生き残らせる道になります。
(まあ上手い人は大丈夫なんだろうけどね)
とにかくシビアで、見た目とは裏腹に「硬派」なゲームでした。

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今回「パワードール」を紹介したのには、ちょっとした理由というかタイミングがありまして、なんでもこのパワードールがブラウザゲームになるそうで、その名も
「Webパワードール」←クリックで公式ページに飛びます
これの「βテスター」の募集が始まったというのを聞いて、あー懐かしいなぁ…と思い、今回の記事を書く事にしました。
個人的にブラウザゲーはやらないので、これに参加するかは解りませんけど、パワードールが好きだった方、今でも好きな方は応募してみてはいかがでしょうか?


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