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『1942』 (PC-88版)

発売年:1987年 ※AC版は1984年
開発元:アスキー ※AC版はカプコン
ジャンル:縦スクロールSTG
発売機種:アーケード、ファミコン、PC-88、FM-7、X1、MSX2など
※画像は全てPC-88版です

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さて少し前になりますが、カプコンの過去のアーケードゲームがXBOX360やPS3で遊べる「カプコンアーケードキャビネット」にて、シリーズ第5弾「1984パック」として「1942」「ソンソン」「ひげ丸」の配信が開始されましたね。

1984年といえばカプコンがゲーム事業に参入した年ですから、この3タイトルは「ヴァルガス」を除けば最も古い、今でこそ世界で活躍しているカプコンの「スタートライン」といえる作品だと思います。

そんなわけで今回は、この3タイトルのうちの1つ「1942」を紹介していきましょう。
(ただし画像はPC-88版ですがねw)

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「1942」は、1984年に「ソンソン」や「魔界村」で有名な「カプコン」から発売された縦スクロールシューティングゲームで、タイトルから解るとおり本作は第二次世界大戦をテーマとしており、プレイヤーはアメリカの戦闘機「P-38ライトニング」に乗り込み、なんと日本軍の戦闘機たちと空中戦を繰り広げることになります。

本作は「ヴァルガス」並ぶカプコン初期作品の一つであり、後に6作品も続編がつくられたことで知名度でもカプコンを代表するタイトルの一つといえるでしょう。

アーケード版発売の翌年である1985年にはファミコンに移植され、さらに翌年には「アスキー」によってPC-88などのパソコンにも移植されました。しかしまあ仕方の無いことですが、どれも移植のレベルは高くなく、ファミコン版にいたっては、いまだに恨み言をいう人もいるくらいですからw

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ゲームの操作方法としては、レバーで自機を操作し、ショットボタンで前方に対して弾(機銃)を撃つというだけのベーシックなものでしたが、他のシューティングゲームと大きく機能が1つありました。
それが「宙返り」です。

それまでのゲームは、敵の集中放火をあびて画面上に逃げ場がなくなるともうミスは避けられないというものが殆どでしたが、本作ではそういう状態でも「宙返り」という機能を使えばその場で自機が大きく宙返りをします。そして宙返りの間は無敵状態となるので、その間に安全な場所に逃げるといいことができたのです。

ただし後に一般化する「ボム」のように敵の弾を消せるとか、敵にダメージも与えられるなんて機能はないので、宙返りしても敵は相変わらず存在し続けているわけですから逃げる場所にも注意しないと、宙返りが終わった瞬間に撃墜されるなんてことにもなりかねません。
ちなみに宙返りは「宙返り」ボタンを押すことで何時でも発動できましたが、使用できる回数には制限がありました。

ちなみに戦闘機で宙返りといえばナムコの「スカイキッド」を思い出す人も多いでしょうが、スカイキッドは1985年の作品です。

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本作には一応のパワーアップ要素がありました。
ステージを進んでいるとたまに画面の横から赤い戦闘機が編隊を組んで数機飛んでくることがあります。この赤い戦闘機を全滅させると「Pow」というアイテムを落とすので、これを拾うことで自機がパワーアップする(あるいは特殊効果の恩恵を受けられる)のです。

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画面上に現れたPowが緑色だとショットが1段階強化され、灰色だと自機の脇に護衛機がついて一緒に攻撃してくれるようになります。他には特殊効果でPowの色によってボーナス得点、画面上の敵が全滅、宙返りの回数+1などがありました。

ちなみにパワーアップとは関係ないですが、ゲーム中ある特定の条件を満たすと小型の戦闘機が登場し、それを撃つと風車の形をしたアイテム、カプコンゲームではお馴染みの「弥七」が登場、これをとるとボーナス得点5000点が得られます。

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本作は残機制のステージクリア制となっていて、自機は敵の攻撃を1度でも受ければ撃墜となり残機が1減ります。残機が0になるとゲームオーバーです。ちなみに残機は1万点ごとに1機増えました。

ステージは一定距離進むと自動的にクリアとなり、画面上部から自軍の空母が現れ自機が着艦、そのステージで撃墜した戦闘機の数によりボーナス得点を得られます。ボス的な存在は各ステージごとには存在せず、「亜也虎」という超大型戦闘機が7~8ステージごとに登場するので、これが「ボス」といえる存在だったかもしれません。
ちなみに「亜也虎」は後のシリーズにも登場し、このシリーズの「看板戦闘機」となりましたね。

しかしゲーセンで初めて「亜也虎」見たときは、その重厚な存在感に驚いたものです。
画面に登場してから変に動き回らないのが、余計に「重さ」を感じさせるんですよねー。

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私は例によってシューティング下手下手病なのでこのゲームも苦手…と思いきや意外に遊べていました。
たぶん「初見殺し」的な攻撃や少なかったのと、大型の戦闘機でもあまり弾をばら撒くような攻撃をしてこなかったからかもしれません。

でも回避に必死になってばかりで敵を倒せないでいると、あっという間に敵や弾に囲まれて逃げ場が無くなり「あわわわ、これはたまらぬ」と思った時にはもうちゅどーんと撃墜されていました。そして毎回毎回思うんです「そこで宙返り使えよ!」ってw

いつ宙返りするの?今でしょ!?(時事ネタは風化するぞ
その判断が瞬時にできないのが、シューティング下手下手病患者の症状なのよねー?w

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さて最後にPC88版についてですが、PC88の他のシューティングゲームに比べたらかなりがんばっています。
舞台が基本海上なので、地面が海ばかりだからスクロールのぎこちなさをあまり感じないのもあるかもしれません。また同じ理由で自機および敵や弾も見やすいんですよね。

大型戦闘機の処理についても、もっとチラつきや点滅したりするのかと思っていましたがそういうことも無く、もちろんアーケード版に比べれば貧弱なグラフィックではありましたが、そういうところをいちいち比較しなければゲームとしては「まとも」だと思います。

ただし、1942といえば忘れてはいけない「てーてー、ててっーて、てててて♪」というBGMともなんともいえないしかし耳から離れないあの音が、PC-88版では弾を撃つと全然聞こえなくなるという部分については頂けませんでした。
やっぱりあれが無くちゃ1942じゃないよねえ?w




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