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発売年:1993年 ※AC版は1987年
開発元:カネコ ※AC版は東亜プラン
ジャンル:縦スクロールSTG
発売機種:アーケード、X68000、PCエンジン、ファミコンなど
※画像は全てX68000版のものです

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先日、体調を崩し38℃超えの熱を出していたとき、ふと学生時代の夢を見ました。
高校生の時、学校帰りによく通っていたデパートのゲームセンターで、とてもシューティングゲームが得意だった友人がゲームをプレイしているのを横で見ている、それだけの夢だったんですが、熱で意識が混濁しているわりに状況がはっきりとしていて、周りの景色もあの当時のゲームセンターの記憶のままでした。

そしてその時夢の中で友人がプレイしていたのが「究極タイガー」だったんです。
実際に当時その友人はよくこの作品をプレイしていて、実際に私もそれをよく横で見ていました。
夢から覚めてからしばらくとても懐かしい感覚に浸り、次に取り上げるレトロゲームはこれにしようと決めました。

という訳で、今回紹介するのは東亜プランの「究極タイガー」です。

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「究極タイガー」は、1987年に「飛翔鮫」や「TATSUJIN」などでお馴染みの「東亜プラン」から発売された縦スクロールシューティングゲームで、1985年の同社の作品「タイガーヘリ」の続編にあたります。※ちなみに海外版の作品名は「ツインコブラ」
基本システムとしては1発でも当たると1ミスになる残機制(ミス後は一定のポイントまで戻される)、一定の距離を進むとボス的な敵が登場しそれを撃破すると1ステージクリアになり、全部で10ステージありました(以後は難易度上昇してループ)。

後にPCエンジンとファミコンに移植され、特にPCエンジン版は画面が横長になってしまっているものの移植の完成度が高く、非常に評判がよかった(冒頭で話した友人も褒めていた)作品でしたね。
ちなみに私も中古でしたがPCエンジン版持ってました。あまり友人が褒めるものでw

X68000版の移植は「大江戸ファイト」や「火激」など一風変わった作品で有名な「カネコ(金子製作所)」が担当しましたが、全体的な移植度が高くファンも納得の出来となっていました。

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本作ではレバーで自機である「バトルタイガー」を操作し、2つのボタン(ショット/ボンバー)を使用して敵を攻撃します。
敵は空中を飛ぶ戦闘機やヘリ、地上や海上の戦車や船、固定砲台など様々なものが登場しますが、これらの敵についてショットを地上・空中で使い分ける必要はなく、地上であれ空中であれショットが最初に触れたものが壊れる「スターフォース」と同じタイプのシステムになっています。

最初自機であるバトルタイガーは前方に2つの狭いショットしか撃つことはできませんが、特定の敵を倒した時に出現するパワーアップアイテムを取ることでショットが10段階にまでパワーアップしていきます(ただし1ミスすると初期状態に戻る)。またパワーアップアイテムとは別に、
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黄、赤、青、緑と順番に色が変わる玉が出る場合が有り、これは取った時の色によって赤=前方に広い通常弾、青=扇状に広がる拡散弾、緑=範囲の狭い貫通弾、黄=前後左右への4方向弾というように武装のタイプが変わります(これもミスすると初期状態の赤に戻る)。

これにより、ステージの状況によって武装を交換して対応するという戦術性も出てきます。ただ敵は自機の後ろに回るように飛んできたり、真横からでも砲撃してきたりするので前後左右に攻撃出来できる黄色の武装が最も有効…と思いきや、あまり使い勝手がよろしくなく、結果的に広範囲がカバーできる青の武装が主流になってたような気がします。

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もう一つの攻撃手段であるボンバーですが、これを使用すると画面の6割を覆うような爆発が発生し、この爆発に敵を巻き込むと雑魚であれば1瞬で消し炭に、ボスや耐久力をもつ敵に対しても大ダメージを与えることができます。
さらにこの爆発は敵が発射した弾も消してくれるため、自機を爆発の範囲内に入れておけば爆発が起こっている間は無敵に近い状態となります。

ただしこのボンバーはストック制(スタート時3個)で、使用するたびにストックが減り0の状態では発動ができません(ストックを増やすアイテムは敵が落とす)。またボンバー発動のボタンを押してから爆発が発生するまでのあいだに若干のタイムラグが存在するため、「あ、危ない!」と思ってから発動したのでは完全に手遅れになってしまいます。

そのため厳密にいいうと現在のシューティングゲームで言う緊急回避手段としての「ボム」とはちょっと違い、あらかじめ敵の攻撃が激化するポイントに置くようにしたり、ボス戦でのダメージソースとして使う目的の方が大きかったかもしれません。
ちなみにこういった敵や弾を消すことができる広範囲の「ボム」の存在というのは、この究極タイガーの前作である「タイガーヘリ」が初出と言われていますが、当時の私は「タイガーヘリ」というゲームを知らなかったので本作のボンバーの存在に非常に驚き興奮した記憶があります。

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本作の「ショットのパワーアップ」「武装の切り替え」「画面を覆うボム」などの要素それぞれはこの作品が最初というわけではありませんが、それらをうまく組み合わせたシステムを造り「縦スクロールシューティングゲーム」の1つのフォーマットを確立したという意味では本作はシューティングゲームの金字塔といっても良いかもしれません。

私のようなSTG下手くそな輩にはとにかく「難しかった」という印象が強く、特に自機の移動スピードが遅いわりに敵の弾のスピードが当時ではかなり早く、自分が反応できる前に撃墜されてしまったり、いやらしい敵の動きと相まって考えなしにただ避けているとあっという間に画面端に追い込まれてドーン!ということが多々ありましたw

しかし当時の友人の弁では「難しいけどバランスがいいSTG」らしく、やりがいがあるといつも褒めていました。
実際今でも本作を「シューティングゲームの名作」として挙げる人も多いようです。
私にはわからない「プロ」の視点なのでしょうね。


皆さんは、このゲーム上手でしたか?


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