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発売年:1984年
開発元:マイクロキャビン
ジャンル:コマンド入力型ADV
発売機種:PC-88、PC-98、FM-7など


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~圧倒的なグラフィック!…だけ?~
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「英雄伝説サーガ」は1984年にマイクロキャビンが発売したファンタジーアドベンチャーゲームであり、同時期に発売されていた「オホーツクに消ゆ!!」同様、当時かなり珍しかった「コマンド選択式」を採用したゲームであった。
またこの作品の最大の特徴は、当時では考えられないほどの美麗なグラフィックであり、その表現の美しさには私もパソコン雑誌を見て驚いたものである。

ストーリーは、
『ある日、国王の自分に対する酷い扱いを怒ったドラゴンが「リンダ」という少女を「北の谷」と呼ばれる場所へ連れ去ってしまった。
しかし「北の谷」が何処にあるのかは誰も知らない。
しかも、ドラゴンを倒せるのは、この世にただ一つ、聖なる武器しかないというのだ。
そして今、一人の勇士が少女を助けるために深い森の中へと足を踏み入れていった…。 』
と言うものである。
※ちなみにこのゲームには、ゲームのバックストーリーを描いた「EDDA…伝説」という漫画がオマケで付いてきていた。

私はこのゲームをプレイしたことがないので、今回はプレイしながら内容を簡単に解説して行こうと思います。

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ゲームが始まると、馬に乗って颯爽と主人公が登場。名前を決めないといけないので、私は「Gasei」にしました。※カタカナ入力もOK。

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その主人公の元へ可愛い女の子がやってきて助けて欲しいと言ってきます。
どうやら彼女の姉がドラゴンに「北の谷」へ連れ去られてしまったのだとか、そのドラゴンを倒すには「伝説の剣」が必要だそうです。(女の子の髪の毛の量が、いかにも80年代ぽいw)

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こちらが基本的なゲーム画面「絵ちっさ!w」なんて思うかもしれないけど、当時はこれが普通だったし、絵が大きくてもLINE文とPAINT文で書いた強引な絵が殆どだったしね。
右にあるのが選択できるコマンド(全部英語)、Killや、Kickとか、Holdや、Kissなんてちょっと危ないコマンドばっかりに見えるんだけどw

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女の子に変な事をしようとすると…地獄に落とされますw
なんで!?って思っちゃうけど、理由はエンディングで解るんですよね。

ちなみに、このゲームにはセーブ機能はありませんでした。死んじゃったら「基本的に」最初からやり直しになってしまいます(その割に即死トラップ多い…)。

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女の子と別れるとなんか森っぽいところに来ました。
どうやらゲーム中の移動については、全くそうは見えないけれど3Dダンジョン風の移動になるようで、前に進むか左右を向くかを選択して森の中を彷徨います。
迂闊に道から森の中に入り込むとオオカミの群れに殺されたり、迂闊に川に入るとどこかに流されたりとハードな移動シーンですw

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なんとか森を抜けると今度は洞窟にやってきました。
ここには気持ち悪い巨大なダニのような怪物がいたりします。
「逃げちゃ駄目だ!」(ちょっとヒント)

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洞窟には怪物だけじゃなくトラップもあります。
洞窟の間違ったルートを進むと…「あ~れ~! グサッ!」っと一巻の終わり。
またやり直しなの…?

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艱難辛苦を乗り越えて、ついに「伝説の剣」をゲットしました!
(って実は正規ルートで取れなかったのは内緒だ!)
そして場面は変わって、いざ少女を連れ去ったドラゴンと一騎討ちです!

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うりゃぁぁぁ!っとドラゴンに挑む主人公。目が怖い!(超能力とか使いそうw)
相手はラスボスなんですが、「伝説の剣」さえ手に入れてえいれば、ここは「Fight」を選んでいくだけで話は進むみたいです(そもそも迷うほど選択肢も無い)。

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そしてドラゴンを倒し、さらわれた「リンダ」を救い出しました。
リンダは主人公にお礼をしたいと言ってきます、ここで表示される5つの選択肢から好きなものを選ぶのdすが、それによって最後に表示されるグラフィックが変わるみたいですね。

私が何を選んだかは…内緒だ!

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「英雄伝説サーガ」はPC-88、PC-98、FM-7などで発売されていました(今回の画面は全てPC-98版)。

1980年代前半の「アドベンチャーゲームのグラフィック」を知っている人にとっては、このゲームのグラフィックがいかに凄いものだったかは言わずとも解ると思います。
しかしこのゲームをプレイしてみて、グラフィックは確かに凄いが、ゲームとしてのクオリティは低かったと言わざるを得ないなと思いました。
ストーリーもあって無いようなものだし、ゲームプレイ時間のほとんどは森のマッピングで潰れるし、主人公以外のキャラクターもほとんど出てこないからドラマ性も低い。
さらにセーブのできないゲームで、主人公が死んでしまう要素に「ランダム」を取り入れるのはどうなのよ?とも思いました。


でもパソコンでこんなグラフィックを使用したゲームができるんだよ?っていう実験と言うか試みとしては価値のあるものだったのではないでしょうかね?


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