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発売年:1989年
開発元:ホット・ビィ
ジャンル:ホラーAVG
発売機種:PC-88、FM-77AVなど


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~ちょっとエッチでホラーなADV再び!~
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「闇の壱与(いよ)伝説」は1989年に「HOT-B」より発売されたホラーアドベンチャーゲームです。
本作は前回FLOOR53で紹介した 「妖姫伝」と同じコマンド選択式ADVですが、妖姫伝のようにコマンド入力とコマンド選択が共存しているといったややこしい部分はなく、「基本的」にはノーマルなコマンド選択式ADVとなっています。
(「基本的」の意味については後述)

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物語は霊能(貧乏)探偵である「不動 修羅」が、密法の師の紹介で警視庁の郷田警部から、島根県八雲での変死体事件、京都の荒神塚と天狗山での少女惨殺事件についての捜査を依頼されるところから始まります。

話だけなら単なる殺人事件のようなのですが、わざわざ「霊能探偵」に依頼するだけあり、その事件にはなにか「人でないもの」の存在が見えかくれしているようなのです。
200万円という破格の報酬に目がくらんだ修羅は、二つ返事で依頼を引きうけるのでした。

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先ほど「基本的」にはノーマルなコマンド選択式ADVと言いましたが、その「基本的」と言った理由がこの画像にある「戦闘シーン」の存在です。
本作はADVゲームなのですが、ストーリーを進めて行くと何箇所かに修羅が敵(魔物や人)と戦うシーンがあり、そこでは画像のような「RPG的」なシステムに変わります。

HPやMPみたいなのがありますが、戦闘に勝ったからと言って別に成長するわけでも、お金が得られるわけでもありません。単にイベントの一つとしての意味しかありませんが、
戦闘に負けるとゲームオーバーになります。

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本作には「妖姫伝」と同じようにちょっとエッチで、なかなかグロいシーンも含まれています。
そちらのほうはいささか過激なので、控えめな画面だけ紹介しておきましょう。
この画像は修羅が調査中に出会った女刑事とホテルに入ったところです。この後…(ゴクリ

さすがに妖姫伝から2年後の作品だけあって、妖姫伝よりはかなりいろんな面で「マトモ」なゲームになっています。まあそれでも同年代の他社のゲームと比べると…アレですがw
(画面が切り替わる時の待ち時間が、この頃の作品にしても遅かったりする)

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現在まだプレイ中なので、評価の部分については改めて追記したいと思いますが、現時点でも意外としっかりできてる作品だなとは感じました。
ストーリーが地味に作り込まれていて、「コマンド総当たり」ゲームなのですが無駄なコマンドが無く、謎解きをさせると言うよりはストーリーを読ませる事に力を入れているゲームのようですね。

申し訳ないが正直「期待していなかった」だけに驚いていますw


■追記
本作をクリアしたところでゲームの感想を書かせて頂きますと、まったく予想外に面白かったですw

システムとしてはベーシックなコマンド選択式ですが、選択するコマンドが簡潔にまとめられているので、あまり複雑に悩まずにすみました。
ただしフラグの判定についてはかなりシビアで、順を追って1本ずつ立てて行かないと、まったく先に進めなくなる部分もありました。

個人的には「手帳」っていうコマンドはよく考えたなと思います。いちいち手帳を見ないと、会話の選択肢が増えないと言うのは不便ではありますが、手帳のメモをみるとその内容が表示されるので、ストーリーの核心となる部分を忘れずにすむんですよね。これは便利だと思いました。

ストーリーについてはかなり良くできていて、登場するキャラクター達も個性的でした。それだけに全体の内容が短いのが勿体無い、このキャラクターを活かした続編でもあればいいのですが、そういうのは無かったみたいですね…。残念。

正直HOT-Bのゲームという事で侮っていましたが、それは私の誤りだったようですね。
申し訳ない。
クリア済


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