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発売年:1990年
開発元:クリスタルソフト
ジャンル:ロールプレイングゲーム
発売機種:PC-88

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*職業選択(クラスチェンジ)

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では前回の続きで、今回は職業選択(クラスチェンジ)についての話から紹介していこうと思います。前回も説明しましたが、本作にはまずバーバリアン(戦士)、オペレーター(職人)、マジシャン(神秘)、モンク(道徳)という職業が存在しており、()内はその職業の系列というか”技能”を表しています。主人公はゲーム開始時に、このうちのどれかを選択することになりますが、仲間になるNPCについては最初から決定されており変更することは出来ません。

本作ではキャラクターは戦闘を繰り返すことで経験値を得て、一定量経験値が溜まるとレベルアップします。レベルは1からスタートし、レベル5、レベル9になった段階で職業が”クラスアップ”します。例えば、バーバリアンであれば、レベル5で「ウォリアー」、レベル9で「バトラー」というようにです。ただしこれは名称が変わるだけで、それ以外は通常のレベルアップ時の成長と特に変わりはありません。

しかしレベル13になったとき、初めて”職業選択”の機会がきます。この職業選択では戦士/職人/神秘/道徳の技能が選択でき、それにより今就いている職業に”選択した技能を加える”ことができます。さらにその組み合わせで職業も変わるのです。例えば戦士系のバトラーでLV13時に「道徳」を選択すると職業が「ロード」になり、戦士と道徳両方の能力を持つキャラクターになります。また同系列の選択も可能なのでバトラーで「戦士」を選択すれば「ファイター」という戦士系の上位職になれます。

さらにレベル21になると2回目の”職業選択”が行え、またそれにより職業が変わるのですが、これは1回目とちょっと違い1回目で選んだ技能により選択できる技能に制限がかかる場合があります。先ほどのファイターであればLV21時でも戦士/職人/神秘/道徳と4つの技能の選択が出来ますが、ロードの場合は戦士/道徳の2つからしか選択できません。
(この技能の選択というのは前作「II」にも存在したが、選択できる機会は1回だけだった)

前回もちょっと話しましたが、この職業選択には”種族”の影響も結構あります。というのは、人間(女)は戦士が、ドワーフは男女共に神秘/道徳が、というように種族によって”選択できない技能”があるんです。つまりドワーフの場合、基本的にはどう育てても魔法が使える職には就けません。また種族がジャイアントとドラゴンの場合はもっと特殊で、職業選択そのものがありません。

ちなみにこの職業選択である特定のルートを進んできた場合のみ、レベル29時にもう一度職業選択があります。といっても選択できるのは限定されたもの1択ですが、この時の職業選択だけは種族の影響(ジャイアントとドラゴン除く)を受けません。例えばバトラーで13で戦士、21で職人を選ぶと(LV13と21は逆でもOK)、29になったとき自動的に神秘の技能を得て「マスターナイト」になります。つまりこのルートを利用すれば、魔法職につけないはずのドワーフでも魔法職になれるのです。

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職業選択で考えるべき点としては、魔法の取得はキャラのレベルに関係なく、魔法の技能を得てからレベルが上がることで増えていくということです。さっきの例で言えば、レベル29でマスターナイトになっても、いきなりレベル29の神秘魔法を使える訳ではなく、覚えるのはあくまでレベル1の神秘魔法で、キャラがレベル30になると、やっとレベル2の神秘魔法を覚えるんです。

つまりキャラのレベルと、使用できる魔法のレベルは別々に管理されているわけですね。そう考えると、魔法を使わせたいキャラには、早めに魔法職の技能を取らせたほうが後々役に立つということですね。なんせ話によると、本作はレベル30代前半でクリアできるそうですから、レベル29で魔法覚えたところで、大して使える魔法はないでしょうから。

では、折角「魔法のレベル」という話が出てきたので、次は本作での魔法の存在について紹介しましょう。

*魔法とその種類

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本作に登場する魔法には、まず攻撃魔法が主となる「神秘系」、そして回復魔法が主の「道徳系」の2種類があり、そしてこの2種にそれぞれ「エルダーアイン系」と「カオス系」という2種類のタイプが存在します。つまり「エルダーアイン・神秘系」、「エルダーアイン・道徳系」、「カオス・神秘系」、「カオス・道徳系」の全4種類ということですね。

エルダーアイン系というのは、前作「II」の舞台となった世界「エルダーアイン」で使用されている魔法の事で、その特徴として呪文名が「毒素よ、無害なれ」とか「火柱よ、立て」などのように短い命令形の文章になっていることです。そしてカオス系というのは、主人公の生まれた故郷の世界「カオス」で使用されている魔法で、こちらの呪文名は「ストリーム」や「スリープ」といっったように1つのワードになっているのが大きな特徴です。

エルダーアイン系でも、カオス系でも呪文名が違うだけで覚える魔法は似たような効果のものが多いのですが、魔法を覚えるレベルが違っていたり、エルダーアイン・神秘系で覚える一部の補助魔法が、カオス・道徳系に含まれていたりと微妙に違うところがあります。似たような効果の魔法が多いとは言いましたが、魔法の種類そのものはカオス系のほうが豊富です。
(全体回復魔法や蘇生魔法がエルダーアインに無いのが痛いんだよなぁ…)

魔法職に就いているものがエルダーアイン系、カオス系のどちらの魔法を使えるかは、そのキャラクターがどちらの世界出身なのかによって変わりますが、ゲーム中に手に入るあるアイテムによって、カオス出身でもエルダーアイン系を、エルダーアイン出身でもカオス系の魔法を覚えることが出来ます(ただし魔法職に就いていること)。ちなみに主人公のみ魔法職に就けば、最初からエルダーアイン、カオス両方の魔法を覚えます(夢幻の心臓を吸収した効果なのか?)。

*GOLDとUNIT

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さてそろそろ戦闘システムについて紹介しようと思ったのですが、例によって長くなってしまったので先に本作での「通貨」について紹介しちゃいましょう。本作を何も知らずにプレイすると、最初に必ずつまずくと思われる場所が通貨です。まずゲームを始めてから倒せそうな弱い敵「ミーバ」と戦っても、経験値は入手できますがお金が入手できません。

少しレベルが上がって「バイオノイド」という敵に勝てるようになるとやっとこお金を入手できるのですが、それが「UNIT」という謎の通貨で、この世界の通貨は「GOLD」なのでこの世界では使えない通貨なんです(ナンデ?!)。なので序盤は敵が落としたアイテムを売って、アイテムの購入資金する以外にお金を稼ぐ方法が無いんですよw

このUNITという通貨は、後でエルダーアイン世界に戻ったときに「銀行」でGOLDに換金することができるんですが、わざわざ「換金レート」などというものが存在しており、レートは時間の経過により変動するようなんです。これを利用すれば、楽にお金を稼げ…なんてめんどくさいこと考えなくても、GOLDもUNITも後で敵から腐るほど手に入れられるので、気にしなくても問題は無いです。
(もちろんあとでUNITしか使えない町なども登場する)


と言ったところで、今回はここまでにしましょう。
次回は戦闘について紹介します(予定)






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