6652f7a8.png


発売年:1987年
開発元:スタークラフト(ニュー・ワールド・コンピューティング)
ジャンル:ファンタジーRPG
発売機種:PC-88、PC-98、X1など
※画像はすべてPC-88版です

0108

421b891a.png

「いやー!このゲームすごい遊んだ記憶あるわー!」
「へー、そうなんだ?んで、どういう内容なの?」
「えーっとね、…あれ?どんな内容だったっけ?w」
ものすごく時間を費やして遊んだ記憶はあるんだけど、思い出してみようとするとどんな内容だったかあまり覚えていない。そういうのってありませんか?

夢中で遊んでいたんだから、絶対つまらなかったハズはないんだけど…なんで記憶にないんだろう?
今回は、私にとってそういう存在のゲームを紹介したいと思います。

「マイト・アンド・マジック Book I the Secret of the Inner Sanctum(以下M&M)」は、1987年に発売されたファンタジーRPGで、海外メーカーの作品ですが日本では「スタークラフト」がローカライズし発売、「ファンタジー」シリーズと並んでスタークラフトの看板タイトルとなった作品です。
※M&Mシリーズは後に第9作まで発売された

4e203b4f.png

本作が日本で発売された頃、私はようやく親に買ってもらったパソコン(X1-twin)で狂ったように「ウィザードリィ#1」をプレイしていました。その頃の自分にとってRPGとは「ウィザードリィ(以下ウィズ)」であり、あのスタイルこそが自分にとっての”正道”、それ以外は”邪道”とすら考えていたくらいですw

しかし流石にそのウィズにも若干疲れていた時に、たまたま雑誌で見かけたのかこのM&Mでした。なんか見た感じがウィズに似ている3DダンジョンもののRPGで、しかもダンジョンが線画(ワイヤーフレーム)ではなくちゃんと壁や扉の模様が描かれている「これはなんか面白そう!!」と思ったのです。

そしてそれからしばらくして、近所の中古パソコンショップにこのM&Mが売っているのを見つけた私は即購入し、そのあと家に帰ってウィズの時のように猿の如く遊び始めました。
うん、ここまでは記憶にあるんです。しかしなんでだか内容に関する記憶が曖昧というか薄いので、これからゲームのシステムについてウィズと比べつつ説明し、その理由を思い出してみよう。

153d45e7.png

まずは最初に行う”キャラクターメイキング”についてですが、キャラクターの名前、能力、種族、職業、性格(善/中立/悪)を決めるというのはウィズと同じでした。
ただ種族に”半オーク(ハーフオーク)”がいたり、職業に騎士や射手がいたりするというのが違っていましたね。特に騎士はウィズでいう君主(ロード)的なものかと思ったのですが、実際は魔法が一切使えず純粋な戦闘職で、逆に戦士があとで僧侶系の魔法を使えるというところにちょっと混乱しました。

またキャラクター作成時に決めた能力値は、ウィズと違いレベルアップ時に増減しない為、最初いい加減につくると序盤に苦労することになります(能力値は別の方法で上昇させられる)。
またゲーム中に職業を変える(クラスチェンジ)も不可能、上位職へのクラスアップも存在しないので、職業選択もよく考えなければいけませんでした。

さて、キャラクターを6人作ったら冒険開始です。

5114cce8.png

ゲームを最初にはじめると「ソーピガルの町」からスタートします。ウィズでの町はテキストで施設だけが書かれた簡易的なものでしたが、本作では街中も3Dダンジョンで表現されていて、これはウィズというより「ザ・ブラックオニキス」のウツロの町にちかいイメージでした。

街中にある施設は商店、宿屋、食料屋、訓練場、酒場、寺院などよくあるものなのですが、ちょっとややこしいのが宿屋です。宿屋は無料で利用できるのですが、そこでできるのはデータのセーブのみでHP(体力)やSP(魔力)などの回復はしてくれません。
戦闘などで消耗したHPやSPは寺院で治療するか(有料)、コマンドの”休息”で回復するか(フードを消費)しかありません。まあ、費用効率を考えれば休息するほうが便利です(特に序盤はお金がないので)。

a5cdd9e2.png

さて、本作がウィズ(あるいは当時のダンジョン探索RPG)と最も違うところ、それは”屋外”が存在することでした。

例えばウルティマIIIや夢幻の心臓のように地上は上から見下ろすフィールドタイプでダンジョンに入ると3D表示というのはありましたが、普通のダンジョンRPGは地上に街が一つだけあって、その下に延々とダンジョンが存在するだけというのが普通。
街の外が存在し、しかも野外まで3D表示されているというのはかなり珍しかった記憶があります。
※ただちょっと解りづらい見え方ではありましたが

もちろんただ野外があるだけではなく、フィールドタイプRPGと同じように野外フィールドを歩いていくと、別の街や他のダンジョン(さらに街の地下ダンジョン)なども存在していたので、他のダンジョンRPGに比べてかなり広大な世界が表現されていました。

…あれ?でも俺他の町に行った記憶がないなあ。

9bcd4b16.png

フィールドを歩いているとランダムでモンスターに遭遇します(ちなみになぜか町の中でも遭遇する)。そうすると戦闘開始になるのですが、ここでまずウィズと大きく違うのはパーティの隊列についてです。
ウィズでは前衛3人、後衛3人という隊列になっていて肉弾戦に参加できるのは前衛のみ、後衛はアイテムか魔法でしか戦闘には参加できませんでした(それにより盗賊が戦闘中役に立たなかったw)。

本作では前衛、中衛、後衛をそれぞれ2人ずつという隊列になっていて、基本的に戦闘に参加するのは前衛のみ、中衛、後衛は遠距離武器か魔法でのみの戦闘参加になります。
ただし、敵集団との距離や位置関係(たぶんランダムで決まる)により中衛でも戦闘に参加する場合が有り、また敵に奇襲を受けた場合は包囲されているというイメージなのか全員が”前衛扱い”になってしまう場合もありました。

そしてこの戦闘が、恐らく本作を長時間遊んだにもかかわらず内容を思い出せなくなった原因の一つだった。
そう思い出したところで、長くなったので今回はここまでにしようかと思います。





↓ブログランキングに参加してます。クリックして頂くと私の「やる気」がアップします。
にほんブログ村 ゲームブログ レトロゲームへ