11d36cfa.png


発売年:1990年
開発元:システムソフト
ジャンル:ファンタジーRPG
発売機種:PC-88、MSX2など

0074

a6d7a2a7.png

前回「ティル・ナ・ノーグ ダーナの末裔」について紹介しましたが、「ティル・ナ・ノーグ 禁断の塔」は「ダーナの末裔」「カオスの警鐘」をPC-88、MSX2用に移植したものです。
※禁断の塔はPC98版ティル・ナ・ノーグの2作目「カオスの警鐘」の移植というべき作品でした。
 コメントにて指摘頂きましたので訂正しました。

本作はPC-98版よりいろいろと簡略化されているところもありますが、逆に遊びやすくなったりパワーアップしているところもありました。

基本的なゲームシステムはPC-98版と変わらないので、今回はPC-98版とPC-88版の大きな違いについてのみ紹介しようと思います。なおMSX2版については所持していないので違いが解りません。

11ca7ac8.png

* 始められるまでが長い
このゲームを最初に始める為には「シナリオジェネレーター」で遊ぶシナリオを作らなければいけないのですが、PC98版では1シナリオの生成に約5分ほどかかっていたのに対して、PC88版では15~20分近くかかります。
※ちなみに実機では無く、エミュレータ上(ProjectEGG)での時間です。

なので「あーなんか嫌な配置だなー」と思ってシナリオを作り直そうとすると、その都度20分ほど待たされることになります。実機だったらもっとかかっていたと思います…。

また作ったシナリオをユーザーディスクに保存しておけるのが98版は4か所なのに対し、88版は1箇所のみなので、ちょっと他のシナリオでも遊んでみたいな、という場合には新たにユーザーディスクを作るか、今のシナリオを潰すしかありません。

1abf70a4.png

* スタート時の救済
98版ではスタート時に城に行くとロイヤル装備、100G、アイテムのうちいくつかをランダムで貰えました(大抵はロイヤル装備+100G)。特にこのロイヤル装備が優れモノだったので、これがあるかないかで最初の難易度がかなり違うと思います。
一方88版については一律で1万G貰えます。これはウハウハじゃないか!と思うかもしれませんが、そんな事はありません。だって道具屋に行っても武器は殆ど売ってないし、何かを1個買うと補充もされないので2個目は買えません(少なくとも最初のうちは)。

だから1万Gあって武器を最高のものにしても、恐らく9000Gは残ります。さらに仲間になったメンバーが抜けたり死んだりすると、きっちり所持金をパーティー人数で割った分だけ持って行かれるので、大金持ってたってあまり意味は無いです。少なくとも最初のうちはね。

14fa1bb3.png

* 町にマップがある
98版では町に入ると、その町の施設が一覧で表示されて対応した数字を選ぶと言うものでしたが、88版では画像のように町そのものにMAPが存在します。それほど広くはありませんしシンプルなものですが、それなりにRPGっぽい雰囲気はありますね。

また町の中に”隠しダンジョン”と言うのがあり、町の中を歩き回っているとまれに入り口を見つける事ができます(恐らく洞察力による)。ダンジョンの存在については町の占い師がヒントをくれる場合があります。

906b6d8e.png

それ以外では、98版では”地図”を買わないと見られなかった王国全体の地図(右上のではなく)が、占い師のところで無料でいつでも見られるようになりました。あとは細かいところ(UIまわり)がちらほらと変わっています。

まあシナリオのパターン数は似たり寄ったりですけどねw

実際98版と88番どっちもプレイしてみたのですが、どちらが遊びやすいかは甲乙つけがたいところです。
どっちも難しいよ!!すぐ死ぬよ!!
でもどっちもやり始めるとなかなか止められないと言う、かっぱえびせん的ゲームでもあります。


↓ブログランキングに参加してます。クリックして頂くと私の「やる気」がアップします。
にほんブログ村 ゲームブログ レトロゲームへ