3d5aa06c.png


発売年:1988年
開発元:ハミングバードソフト
ジャンル:ファンタジーRPG
発売機種:PC-98、PC-88VA、MSX2、X68000、FM-OWNSなど


0013

ある一定の年齢を過ぎたヲタクであれば「ロードス島戦記を知らない」という人は、恐らくいないのではなかろうか?
元々は1985年にパソコン雑誌「月刊コンプティーク」の1コーナーとして行われたグループSNEによるTRPG(テーブルトークRPG)「ダンジョンズ アンド ドラゴンズ(以下D&D)」のリプレイ記事が始まりである。
ゲームのルールはD&Dのものだったが、そのストーリーや世界観、登場するキャラクター達はグループSNEオリジナルのもので、これが読者に大当たり、連載は回を追うごとに人気を増し、そのリプレイのGM(ゲームマスター)であった水野良が、リプレイ記事を元にした小説「ロードス島戦記 灰色の魔女」を1988年に出版した。

18d758f5.png

小説「ロードス島戦記」はシリーズ累計で1000万部を超えるベストセラーとなり、1990年にはOVA化(全13話)、1998年にはTVアニメ化もされ、今でもファンの多い長く愛される作品となった。
このロードス島戦記で「ファンタジー」という世界にハマった、という人も少なくないのではないだろうか?
ちなみに私が本格的にファンタジーの世界にハマったのには「ロードス島戦記」や「ドラゴンランス戦記」の影響が大きいともいえる。

Lodoss005.jpg
また作品に登場するヒロイン、ハイエルフのシャーマン「ディードリット」の存在は、キャラクターデザインを手がけた出渕裕の功績もあり絶大な人気を得た。
今でも「エルフ」という単語を聴くと、最初にディードリットの容姿が思い浮かぶのは私だけでは無いはずだ(と思うw)。

ちなみに今では普通に見えるこのような異様に長い耳が「エルフの基本デザイン」となったのは、ディードリットがオリジナルである(それまでのエルフの耳は「ミスタースポック」だったよね)。

d864d5a6.png

さて、本題であるはずのゲームに話を移す。
ゲームである「ロードス島戦記 灰色の魔女」は、1988年に「ABYSSシリーズ」や「ラプラスの魔」で有名なハミングバードソフトによってPC-98版が作成された。
内容は小説「灰色の魔女」の内容がベースになっていて(一部はリプレイ連載の設定を使用)、自分でキャラクターを作る事もできるが、キャラを作成しないでゲームを始めると物語の登場人物であるドワーフのウォーリアー「ギム」でゲームスタートでき、その後パーン、エト、スレイン、ディードリット、ウッドチャックなど物語の登場人物とパーティーを組めるようになっていた。

ebb6bc63.png

戦闘シーンについては2パターンあり、フィールド上で敵に遭遇した場合はウィザードリィ的なコマンド選択式の戦闘「クイックコンバット」になるが、ダンジョンなどで敵に遭遇すると画像のようにマス目上に配置されたキャラクターを操って戦闘する「タクティカルコンバット」になる。

タクティカルコンバットは、最初のうちは面白いのだがどうしても時間がかかる戦闘方式なので、経験値稼ぎをしたいときや、弱い雑魚に遭遇した時は「タクティカルコンバットをしない」という選択も可能になっている。

c30ddb24.png

酒場で物語の主役(?)パーンに出遭ったところ。
パーンと言えば「無理・無茶・無鉄砲」な性格という設定で、いったら帰ってこない「鉄砲玉」という言葉から「パーン(発射音)」という名前になったらしいですw
余談ですが、パーンの声は、当時オタク女性に大人気だった「草尾毅」さんでしたね。まあ当時は「正義漢」「熱血漢」な主役といえば草尾さんが定番でしたね。ちなみにディードリットは「冬馬由美」さんでした。

「ロードス島戦記 灰色の魔女」はPC-98以外に、PC-88VA、MSX2、X68000、FM-OWNS、PC-9821などに移植されています。基本的にマウスオペレーションに対応していますが、まだGUIが未熟だったのか正直操作しづらい印象がありましたね。

最後に、私はこのゲームを高校生の時、唯一PC98を所持していた親友の家で遊びました。でも同じ友人が持っていた「三國志II」のほうにみんなで熱中してて、全然こっちは遊ばなかったなあw

時間を見て遊んでみたいと思います。



↓ブログランキングに参加してます。クリックして頂くと私の「やる気」がアップします。
にほんブログ村 ゲームブログ レトロゲームへ