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発売年:1984年
開発元:日本ファルコム
ジャンル:ファンタジーRPG
発売機種:PC-88、FM-7、X1、PC-98、MSX1、スーパーカセットビジョン


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~元祖アクションRPG?~
「ドラゴンスレイヤー」は1984年に日本ファルコムより発売されたアクションRPG(表現の語弊については後述)で、木屋善夫氏による「ドラゴンスレイヤー」シリーズの第1作目である。

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冒頭で本作を「アクションRPG」と記述したが、その表現は正確に言うと正しくは無い。
このゲームは一見アクションRPGのように見えるが、一般に言うアクションRPGのように敵味方が同時に行動するわけではなく、決められた時間の間だけ自分が行動し、その後モンスター達が一斉に行動するという「時間制限付きのターン制RPG」となっている。
イメージとしては「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」に近い、それらの元祖といえるであろう。

また日本ファルコムではお馴染であるが、非常にパズル性の強いRPGとなっている。

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本作はPC-88版の発売を最初に、FM-7、X1、PC-98、MSX1に移植された。
PC-88版のみ1.0、1.1の2バージョンが存在し、他機種に移植されたものは改良が加えられたバージョン2.0のみとなっている。
家庭用ゲーム機では、リメイク作品を除くと「スーパーカセットビジョン」にしか移植されていないという極めて異色な作品であった。

■ストーリー
伝説の「三つ首ドラゴン」に奪われてしまったクラウン、それを奪還する王命を受けた主人公は、一人危険な迷宮の奥地へと入って行った。(簡略)

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■システム
本作ではテンキーにて主人公を4方向に操作し移動する(経験値を積めば8方向に移動可能)、移動できる時間は画面右下にあるタイトルロゴのの下に表示されている「人のアイコン」がタイトルロゴの左端から右端まで移動するまでの間となっている(主人公が何も行動をしなくてもアイコンは動き続け、端まで行くとモンスター達が行動を行う)。

敵と戦う場合は、ザナドゥやイースと同じく敵に接触すればいいのだが、ゲームが始まったばかりの時は「剣」を持っていない状態の為、殆どダメージを与えられず逃げ回りながら剣を探す事になる。

普通のRPGのようにヒットポイント、ストレングス、経験値、ゴールド等のパラメーターがあるが「レベル」というパラメータはなく、敵を倒して経験値を増やしていくとそれに応じて「防御力」が上がり、使える魔法が増えて行くようになっている。
ヒットポイントを上昇させるには「お金」、ストレングスを上昇させるには「パワーストーン」を拾いスタート地点にある「家」に戻る事で上昇する。

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本作は「三つ首ドラゴン」を倒してクラウンを手に入れ、家まで無事にたどりつけばクリアとなるのだが、その為にはフィールド上にあるアイテム(パワーストーンやお金、鍵など)を手に入れ強くなる必要がある。
しかしそれらアイテムは迷宮の奥深くに散らばっており、そこに行くためには指輪を使ってブロックを動かしたり、魔法を使ってブロックを壊したりする必要もあった。
またモンスター達は、主人公を見つけると執拗に追いかけてくるので、通路にブロックや十字架(モンスターは通過できない)を置いて侵入を防いだりする必要があるのだが、ブロックは押す事は出来ても惹く事が出来ない為、迂闊にブロックを動かしたりすると外に出られなくなる場合もある。

さらに強くなるためには、一度回収したアイテムを持って家に戻る必要があり、その道中を短縮するために指輪を使って家を押して移動する「引越」などの行動も必要で、想像以上にアクションパズルゲームのような対応が必要とされたゲームであったと言える。
(考えなしに動いていると画像のように通路で挟み撃ちにされるケースも多い)

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■…と私
私は子供の頃、友人から本作をMSX本体ごと借りてプレイしたのだが、情けない事に速攻で「投げ」そしてそれ以来まったく遊ぶ事は無かった。
理由は何より最初の「剣」すら場所が解らなくて取りに行けず道に迷い、気が付けば魔物に取り囲まれてボコボコニ殴られて死ぬ、というのを何回も繰り返したからだ。まだ子供の私には、このムズかしさは「ストレス」でしかなく、我慢してプレイし続けるという選択肢は無かった。
(自分で買ったのならともかく「借り物」だからなおさら)

そして大人になって改めてプレイしてみたのだが…
相変わらず剣の場所が解らなくて迷っている状態である。

皆さんはこのゲームクリアできましたか?


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